『マリー・アントワネット(恒常)』FGOおすすめ性能解説

基本情報

百合の王冠に栄光あれギロチン・ブレイカー『強化後』
クイック属性 全体攻撃宝具
敵全体に強力な攻撃

+味方全体のHPを回復<オーバーチャージで効果アップ>

&味方全体の弱体状態を解除

&味方全体のクリティカル威力をアップ(3ターン)

スキル1『強化後』効果
王統の音色(B+)

CT8-6

敵単体に確率で魅了状態付与(1ターン)

+味方全体の攻撃力アップ(3ターン)

スキル2効果
麗しの姫君(A)

CT8-6

自身に無敵状態付与(3回)

&毎ターンHP回復状態を付与(5ターン)

スキル3効果
神の恩寵(B)

CT7-5

自身の精神異常状態付与成功率アップ(3ターン)

&HPを大回復

強い点

ターン制限のない無敵(3回)で耐久性能が高く、ダメージを受けても宝具『味方全体のHP回復』やスキル『毎ターンHP回復状態、HP回復』で立て直し可能です。味方単体に確率で付与する魅了は、自分の精神異常付与成功率アップで付与率が強化されるため、『対魔力』持ちにも高確率で通ります。

クラススキル『対魔力弱体耐性アップ』や宝具発動時の味方全体弱体解除で、デバフにそこそこ強いです

上述のHP回復支援に加えて、スキル『味方全体攻撃力アップ』と宝具『味方全体のクリティカル威力アップ』で火力支援もできます

弱い点

NPチャージスキルを持たず、周回・高難易度の両方で気軽に宝具が撃てません。宝具・通常攻撃のNPリチャージ性能もかなり低く、『スカディ(水着)』×2の宝具連射システムに対応していますが、NP回収量が高いキャスター3体にやろうと思えばできる程度。

火力バフが『攻撃力アップ』のみと乏しく、宝具・通常攻撃のダメージが伸びません(未強化宝具より若干高い程度)。宝具連射できれば『クリティカル威力アップ』が重ねがけされますが、上述したように宝具連射システム以外だと難しいです。

引くべきか

引かなくていいです。

宝具・スキルの全てが生き残ることに特化しているサーヴァントで、フィールドに居座る能力はトップクラスです。その反面、アタッカーとしての攻撃性能が低く、活躍できるクエストが乏しいです。

生存能力の高さも、『自分が』生き残ることに特化しているので、壁役としてパーティに貢献できません(魅了付与で妨害できるが、継続的ではない。宝具『味方全体のHP回復&弱体解除』は回復量がそこまで高くない&宝具回転率が低い)。

火力支援も『所持者が多い味方全体攻撃力アップ』『継続付与が難しいクリティカル威力アップ(20%固定)』とイマイチで、本人の低火力と差し引きすると、ややマイナスです(スター集中度が高いライダークラスで、スターを吸ってしまうのもよろしくない)。NPチャージスキルがないので、第1WAVE担当+火力支援要員として、変則周回で宝具を一騎ずつ撃つ編成に組み込めないのも厳しいです。

『スカディ(水着)』×2のシステムアタッカーとしても、低火力とシステム構築の難しさが難点です。

総じて、ただ生き延びればいいクエストに強い反面、生き延びている間にできることが少ないサーヴァント。

キャラクターが好きなマスターは、引きましょう。

思い入れがないマスターは、スルーして構いません。

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ステータス

クラスはライダー

カード構成は、クイック2枚、アーツ2枚、バスター1枚

カード性能は、NP回収力・スター生産力ともに低く、NP回収力に至っては並のサーヴァントの約半分と劣悪(AQAEXでも20%と前後とヤバイ)。

ステータスはレベル80時に、HP12348、ATK8293。

星4ライダーの中では、HPがトップクラスに高く、ATKは最底辺。

クラススキル効果
対魔力(C)自身の弱体耐性を少しアップ(約15%)
騎乗(A+)自身のクイックカードの性能をアップ(約11%)

対魔力を所持しており、そこそこデバフを弾きます。

騎乗はランクが高く、クイックカードのダメージとスター生産力に大きなプラス補正が入ります。

固有の第3アペンドスキルは、対アヴェンジャー攻撃適正。攻撃有利を取りづらいクラスのため、解放する意味はあります。ただNPチャージスキルがないので、第2アペンドスキルの優先度が高いです。

属性は、サーヴァント、人属性、秩序属性、善属性、人型、女性、騎乗、ヒト科のサーヴァント。

宝具

百合の王冠に栄光あれギロチン・ブレイカー『強化後』
クイック属性 全体攻撃宝具
敵全体に強力な攻撃

+味方全体のHPを回復<オーバーチャージで効果アップ>

&味方全体の弱体状態を解除

&味方全体のクリティカル威力をアップ(3ターン)

味方全体のHP回復はオーバーチャージ依存で、1000~3000。オーバーチャージ1だと回復量が低く、オーバーチャージ段階を強化しても焼け石に水の回復量です(FGOは基本的に『被ダメージ>HP回復』のため)。

味方全体の弱体解除は、デバフ対策に有効です。

味方全体のクリティカル威力アップは20%固定。弱体解除が先に入るので、強化無効を付与されていても付与できます。

全体5hitするので、スター生産に期待できます

宝具ダメージは、『火力バフが攻撃力アップのみ』『低ATK』が大きく足を引っ張り、未強化宝具に毛が生えた程度のダメージです。

スキル

スキル1『強化後』効果
王統の音色(B+)

CT8-6

敵単体に確率で魅了状態付与(1ターン)

+味方全体の攻撃力アップ(3ターン)

敵単体に魅了付与はスキルレベル依存で最大80%。スキル3『精神異常状態付与成功率アップ』があるので、弱体耐性がないなら確定で付与できます

味方全体の攻撃力アップは最大20%。高ランクのカリスマ系スキルと同じ倍率です。

スキル2効果
麗しの姫君(A)

CT8-6

自身に無敵状態付与(3回)

&毎ターンHP回復状態を付与(5ターン)

無敵(3回)は固定。ターン制限がなく、運が良ければ、複数ターン機能します。

毎ターンHP回復状態は最大600。持続5ターンと長いが、回復量が低く、オマケ程度の効果です。

スキル3効果
神の恩寵(B)

CT7-5

自身の精神異常状態付与成功率アップ(3ターン)

&HPを大回復

精神異常状態付与成功率アップは最大30%。スキル1『魅了付与』の付与率を引き上げます。

※スキル1・スキルレベル9で魅了付与率は74%。スキル3・スキルレベル9で精神異常状態付与成功率アップは26%のため、弱体耐性がないなら確定で魅了付与。

HP回復は最大2500。チャージタイム最短5ターンの回復量としては、悪くない性能です(ただスキルレベル1はHP1000回復と低い)

運用方法

周回

NPチャージスキルがないので、イベント時によく配布される初期NP50%付与礼装+第2アペンドスキルレベルマックスでも、30%のNP支援が必要です。

『スカディ(水着)』×2の宝具連射システムに対応していますが、NP回収量が多いキャスター×3に対して、約35%~約55%とギリギリです(他クラスは基本的に無理)。概念礼装やマスター礼装で支援しましょう。

NPリチャージ問題を解決しても、宝具ダメージが低く、宝具3連射で突破できるクエストは限られます。一応クリティカル威力アップは重ねがけされるので、宝具で生産したスターを使って、クリティカル追撃しましょう。

変則周回で宝具を一騎ずつ撃つ編成では、NPチャージスキルがないので、編成頻度は低いです。

クリティカル殴り周回では、『バスター1枚構成+低ATK』が足を引っ張ります。

高難易度

自分が生き残ることに特化したサポーター寄りのアタッカー。

キャスターなど、攻撃有利を取れるクエストが適正です。

耐久性能が高く、敵単体に魅了と無敵(3回)でダメージを0に、それが突破されても宝具・スキル『HP回復×2、毎ターンHP回復状態』で多少の被ダメージなら帳消しにします。そのため概念礼装や味方スキルでターゲット集中を付与すれば、壁役として動けます。

クラススキル『対魔力』と宝具『味方全体の弱体解除』でデバフ耐性もそこそこ高く、行動妨害を受けにくいです

宝具・スキルで火力支援しながら、味方とアーツ・クイックチェインを組むことで、間接的なNP・スター供給が狙えます

難点は、本人のダメージが伸びないこと。

火力だけでなく、宝具回転率も低いため、『ただ立っているだけ』になりやすいです。加えてライダークラスは基本のスター集中度が高いため、メインアタッカーが別にいる場合は、スターを吸うなど邪魔になります。

そうならないように、『ターゲット集中で壁役としての存在感を出す』『アーツ・クイックチェインでパーティ全体の潤滑油として動きながら、クリティカルで一気にNP回収、継続的な宝具発動で火力支援&スター供給』と存在感を出す運用が必要です。

編成は、アーツ・クイックカード重視のサーヴァントと組みたいです。

マリー・アントワネットをメインアタッカーとして動かす場合は、『スカディ水着スカディ』と組んで宝具連射を狙いたいです。

火力・耐久・NP支援しながら、アーツ宝具・アーツ3枚構成でアーツチェインが組みやすい『諸葛孔明』。同じライダークラスで被ダメージを大幅に抑える『ライネス/司馬懿』も候補に入ります。

火力・NP支援できるサポーターを随時投入できる『ミス・クレーン水着クロヱ』もおすすめです。

低レアサーヴァントなら、耐久支援ができる『マシュ』。クリティカル関連を強化できる『アンデルセン』。同じライダークラスで火力支援ができる『アレキサンダー、牛若丸』。カード構成が同じ『メドゥーサ』が候補に入ります。

サブアタッカーやサポーター寄りの運用をするなら、『上述のサーヴァント+マリー+メインアタッカー』と組みたいです。メインアタッカーはクリティカル重視で、ライダークラスからスターを奪えるスター集中度アップ持ちや、大量にスター生産できるサーヴァントが候補に入ります。

また支援なしでも生存力が高いため、単騎状態でもしぶとく戦えます。敵の攻撃が激しくないクエストなら、そのままクリアも可能です(ターン数はかかる)。

概念礼装は、アタッカーとして動かすなら、ダメージ強化の『宝具威力アップ、クイックカード性能アップ』。宝具回転率強化の『NP獲得量アップ』。サポーター寄りで動かすなら『ターゲット集中、毎ターンスター獲得』がおすすめです。

敵として出てきた場合

ターン無制限の無敵(3回)が非常に厄介です。

運が悪ければ、剥がした瞬間に無敵(3回)が復活するので、『強化解除・無敵貫通』の大切さを教えてくれるサーヴァント。

まとめ

生存力の高さをどう活かすかが重要なサーヴァント。『ターゲット集中で壁役にする』『居座らせてサポートさせ続ける』など、明確な目的を持って編成しましょう。

・とりあえずで編成に突っ込むと『ダメージが稼げない』『スターを吸って邪魔になる』など、マイナス要素が強く出ます

FGOにおけるマリー

欧州世界の「高貴による支配」を象徴する存在。王権の絶対性が失われていく時代の奔流、世界の変化の前に命を落とした『儚き貴婦人』

ハプスブルグ家の系譜にあたるフランス王妃。十八世紀、ルイ十六世の妃。

生まれながらの偶像(アイドル)。微笑みで衆生を癒やし、眼差しで心酔を得る。その精神性は最早、ある種の女神にこそ近い。

悲劇はあった。けれど、聖杯に悲劇の消去を願わない。彼女は自らの役目を果たすのみ。すなわち、空に輝きを。地には恵みを。――民に、幸せを。

母マリア・テレジアに似て綺麗好き。お風呂好き。

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