『パッションリップ（期間限定）』ＦＧＯおすすめ性能解説
目次
基本情報
| 死が二人を別離つとも『強化後』 |
| バスター属性 全体攻撃宝具 |
| 敵全体に強力な攻撃 ＆味方全体のHPを回復<オーバーチャージで効果アップ> |
| スキル１『強化後』 | 効果 |
| ブレスト・バレー（A+） CT７－５ | 自身に被ダメージカット状態付与(３回・５ターン) ＆弱体無効状態付与(３回・５ターン) ＆バスターカード性能アップ(３ターン) ＆NP増加 |
| スキル２『強化後』 | 効果 |
| 被虐体質（A+） CT６－４ | 自身にターゲット集中状態付与(１ターン) ＆防御力アップ(１ターン) ＆[自身のHPが５０%以下の間]HPが少ないほど攻撃力アップ(３ターン) |
| スキル３ | 効果 |
| トラッシュ＆クラッシュ（EX） CT８－６ | 自身の攻撃力アップ(３ターン) ＆無敵貫通状態付与(３ターン) ＆通常攻撃時に確率で即死効果が発生する状態付与(１回・３ターン) ＆防御力アップ(１ターン) ＆スタン状態付与【デメリット】 |
強い点
バスター属性の宝具は強化済みで、火力バフ『攻撃力アップ、バスターカード性能アップ、HPが少ないほど攻撃力アップ（HP５０％以下から発動）』もあるため、星４アルターエゴとしては高めのダメージです。
チャージタイム最短4ターンと短いターゲット集中で味方を守りつつ、防御バフ『防御力アップ、被ダメージカット』で軽減します。減ったHPは宝具発動時の味方全体HP回復で回復します。
持続３ターンの無敵貫通でダメージを通しやすく、『弱体無効（３回・５ターン）』とクラススキル『対魔力＆女神の神核』でデバフに強いです。
弱い点
NPチャージスキルが２０％固定と低く、イベント時によく配られれる初期NP50％付与礼装＋第２アペンドスキルレベルマックスでも宝具が撃てません。
アルターエゴは等倍でダメージを受けやすいため、自分や味方の防御バフでしっかり守らないと、思ったより耐えられません。
『スキル３のスタン付与を、スキル１の弱体無効で打ち消す』『各スキルの防御バフで耐久力を強化する』など、スキル同士で補い合う構成だが、スキルのチャージタイムがバラけています。そのため１回目のスキル発動は問題ないが、２回目以降は使用タイミングの見極めが必要です。
即死効果を持つが、即死が入りやすい銅エネミーに入ればラッキー程度と微妙。
引くべきか
引かなくていいです。
味方を守ったうえで、粘り強く戦えるサーヴァントだが、FGOの周回・高難易度にかみ合っていません。
周回時は、『NPチャージが２０％固定（初期NP50％付与礼装＋第２アペンドスキルで宝具が撃てない）』『火力支援スキルがない』『基本攻撃有利１．５倍の非特攻宝具』と扱いづらいです。
高難易度時は、『スキルの使用タイミングが難しい』『火力バフが条件付きで、安定しないうえに初速が出ない』『出たとしても、星４サーヴァント相応の火力』など、クエストを選びます。
盾役としては優秀で、持続３ターンの無敵貫通や弱体無効（３回）など、光るものは多いです。ただ『ターゲット集中が持続１ターンで、味方を守り続けることができない』『無敵貫通で攻撃を通しやすいが、倒しきれない』など、足りない部分はあるので、味方と合わせましょう（ターゲット集中持ちと組んで、交互に攻撃を受ける。サポーターの支援で火力強化するなど）。
総じて、ターゲット集中で味方を守りつつ、複数の防御バフや宝具発動時のHP回復で粘り強く戦うサーヴァントです。
盾役として動けるサーヴァントが欲しいマスターは、引く価値があります。
アタッカーが揃っているマスターは、スルーして構いません。
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ステータス
クラスはアルターエゴ。
カード構成は、バスター２枚、アーツ２枚、クイック１枚。
カード性能は、１hitのバスターを除くと、全体的に優秀です。
ステータスはレベル８０時に、HP１０９０１，、ATK１０２９９。
ATK特化のステータスで、星４サーヴァントの中ではATKが高いが、HPは低め。
| クラススキル | 効果 |
| 対魔力（C） | 自身の弱体耐性を少しアップ（約１５％） |
| 単独行動（C） | 自身のクリティカル威力を少しアップ（約６％） |
| 気配遮断（A+） | 自身のスター発生率をアップ（約１０％） |
| 女神の神核（C） | 自身に与ダメージプラス状態を付与（＋２００） 自身の弱体耐性をアップ（約２０％） |
| ハイ・サーヴァント（A） | 効果なし |
対魔力と女神の神核で、常時約３５％の弱体耐性を持ち、デバフに強く立ち回れます。ただ『神性』と同種のため、敵の特効効果に引っかかりやすいです。
単独行動を所持しており、クリティカルダメージにプラス補正が入ります。１hitのバスター以外はhit数が多く、高ランクの気配遮断もあるため、意外と腐りません。
ハイ・サーヴァントは効果なしのフレーバーテキスト。
対アサシン攻撃適正。攻撃有利のため、解放する意味はあります。ただ宝具を撃ちやすくする第２アペンドスキル。通常攻撃の打点の低さを改善する第４アペンドスキル。各スキルのズレを正す第５アペンドスキルなど、選択肢は多いです（聖杯投入で火力強化＆低HPの改善もあり）。
優先度としては、周回重視なら『２＞３』、高難度重視なら『５』。
属性は、サーヴァント、地属性、秩序属性、中庸属性、人型、女性、神性、機械。
宝具
| 死が二人を別離つとも『強化後』 |
| バスター属性 全体攻撃宝具 |
| 敵全体に強力な攻撃 ＆味方全体のHPを回復<オーバーチャージで効果アップ> |
HP回復はオーバーチャージ依存で、３０００～７０００。宝具チェインでオーバーチャージ３にした場合は、味方全体５０００回復とヒーラー並の回復量です。
全体１２hitとhit数が多く、次のターンにクリティカルを狙えます。
～宝具ダメージの目安（攻撃有利１．５倍）～
HPMAX時（周回想定）……約３万６千～５万４千。攻撃有利２倍の星３～４サーヴァント並。
HP５０％時……約４万５千～６万７千。攻撃有利２倍の星４サーヴァントの中では、かなり高い部類。
HP１時（フルスペックを発揮できた場合）……約５万～７万５千。攻撃有利２倍の星５サーヴァント（未強化・非特攻）と同程度。
スキル
| スキル１『強化後』 | 効果 |
| ブレスト・バレー（A+） CT７－５ | 自身に被ダメージカット状態付与(３回・５ターン) ＆弱体無効状態付与(３回・５ターン) ＆バスターカード性能アップ(３ターン) ＆NP増加 |
被ダメージカットは最大１０００。倍率は『諸葛孔明』スキル２の２倍。持続５ターンと長く、切れ目なく維持できます。チャージタイム短縮の支援を受ければ、重ねがけも可能です。
弱体無効（３回）は、スキル３のデメリット『スタン付与』を打ち消せます。こちらも持続が長いです。
バスターカード性能アップは最大２０％。基本攻撃有利１．５倍のサーヴァントが持つ自己強化スキルとしては、低めの倍率です。
ＮＰ増加は２０％固定。初期ＮＰ８０％付与礼装や、初期ＮＰ７０％付与礼装＋第２アペンドスキル解放で宝具が撃てます。
| スキル２『強化後』 | 効果 |
| 被虐体質（A+） CT６－４ | 自身にターゲット集中状態付与(１ターン) ＆防御力アップ(１ターン) ＆[自身のHPが５０%以下の間]HPが少ないほど攻撃力アップ(３ターン) |
チャージタイム最短４ターンでターゲット集中を使えるのは、『パッションリップ、織田信勝』のみ（２０２４年９月現在）。
防御力アップは最大３０％。スキル１・３と併用した場合は、『防御力アップでダメージ軽減→ダメージカットで減算』の順番で処理するため、優れた打たれ強さを発揮します。これ単体の場合は、クラス相性を覆すほどではないので、過信はできません。
[自身のHPが５０%以下の間]HPが少ないほど攻撃力アップは最大３０～５０％。HP５０％以上で使用すると、アイコンは付与されるが、効果は発動しません。
スキルアイコンが３ターン残っている間は、ＨＰの上下で効果がオンオフします。
※ＨＰ５０％以下で効果を発動させた後に、宝具で回復するとオフになり、減るとまた発動する。
| スキル３ | 効果 |
| トラッシュ＆クラッシュ（EX） CT８－６ | 自身の攻撃力アップ(３ターン) ＆無敵貫通状態付与(３ターン) ＆通常攻撃時に確率で即死効果が発生する状態付与(１回・３ターン) ＆防御力アップ(１ターン) ＆スタン状態付与【デメリット】 |
攻撃力アップは最大３０％。持続３ターンとしては、優秀な倍率です。
無敵貫通状態は、回避・無敵を無視します。
通常攻撃時に確率で即死付与は、発動率１０％と低く、即死付与率も一部の銅エネミーに成功すればラッキー程度とイマイチ。
防御力アップは最大３０％。すべてのスキルを併用すれば、防御力アップ６０％＋被ダメージカット１０００と非常に硬くなる。
自分にスタン付与は、スキルを使用した瞬間にスタンします。スキル１で打ち消せるため、『スキル１→スキル３』の順番でスキルを使いましょう。
～即死効果の細かい仕様～
即死が１回発動したら終了ではなく、即死判定を１回行ったら終了のため、MISSで終わることも多いです（『１０％の確率で即死効果が発動する状態』が３ターン続き、即死効果が発動すると、判定の成功・MISSに関係なく効果終了）。
運用方法
周回
ＮＰチャージが２０％固定で、初期ＮＰ５０％付与礼装+第２アペンドスキルレベルマックスでも、宝具を撃つには１０％のＮＰ支援が必要です。
また星４アルターエゴとしては高めの宝具ダメージだが、攻撃有利２倍の星４サーヴァントと比べた場合は、相応かそれ以下で要求火力に届くか不安が残ります。それを補う特攻や、低火力でも編成したいと思える『火力支援スキル』がないのも辛いです。
そのため周回アタッカーとしては、扱いづらい要素が目立ちます。
高難易度
味方を守りながら粘り強く戦うアタッカー。
『ライダー、キャスター、アサシン、バーサーカー』の混成クエストや、フォーリナーなど、攻撃有利を取れるクエストが適正です。
回転率が高いターゲット集中と防御バフで味方を守りつつ、HPが５０％以上減ると強化される火力バフで反撃します（基本防御等倍だったり、ターゲット集中があるので、HPを減らしやすい）。
持続３ターンの無敵貫通でダメージを通しやすく、弱体無効やクラススキル『対魔力＋女神の神核』でデバフに強いのも利点です。
難点は、火力が不安定で、各スキルが扱いづらいこと。
HP５０％以下からダメージが出始めるため、初速が出ないうえに、宝具などで回復し過ぎると火力が落ちます。クリティカル関連スキルも皆無で、HP５０％以下での素殴りダメージは高めだが、クリティカル１発で宝具並のダメージを出すのは厳しいです。
またバスター主軸のカード構成で、宝具回転率がイマイチなのも厳しい（通常攻撃のNP回収力は悪くないが、『バスター主軸にしてはマシ』のレベル）。
耐久面は、『ターゲット集中＋防御力アップ＆被ダメージカット』の組み合わせは優秀だが、『スキルのチャージタイムがバラけているので、２回目以降は合わせづらい』『防御力アップと火力バフが複合のため、温存しづらい』のが悩みどころ。
そのため『火力強化のために１ターン目からスキルを使う→壁役として動けない』『敵の宝具に合わせて各スキルを温存する→ダメージが出ない』のが辛いです。
この辺りは編成で補う必要があり、短期決戦なら火力・NP・スター供給支援ができる『光のコヤンスカヤ、オベロン』。長期戦なら継続的なＨＰ回復・耐久・ＮＰ・スター供給支援ができる『マーリン』が必須になります
火力・耐久・ＮＰ支援ができる『諸葛孔明、ライネス/司馬懿、キャストリア、美遊』も相性が良いです。じっくり戦うなら、妨害能力に長けた『エジソン』も高相性。
強力なスター供給・クリティカル威力アップの支援ができる『卑弥呼』も候補に入ります。
ＮＰ支援なしでの宝具連射に難があるため、NP支援できるサポーターを随時投入できる『ミス・クレーン、水着クロヱ』もおすすめです。
低レアサーヴァントなら、ターゲット集中で交互に攻撃を受けられる『マシュ』。クリティカル関連を支援できる『アンデルセン』。強力なスター供給宝具を持つ『徐福』が候補に入ります。
概念礼装は、宝具ダメージを伸ばす『宝具威力アップ』。メインカードを強化する『バスターカード性能アップ』。壁役として動くなら『防御力アップ、被ダメージカット、HP回復量アップ』がおすすめです。
敵として出てきた場合
持続３ターンの無敵貫通が厄介。
また敵対時は、ターン終了間際にスタンを使っても『敵の攻撃→プレイヤーの攻撃』で１ターン判定のため、実質デメリットなしです。
まとめ
・周回や高難易度で編成するために、もう一声が欲しい。具体的には、『火力強化』『火力支援スキル追加』『各スキルの使いやすさの向上』など。
・期間限定の星４サーヴァントで宝具レベルを上げづらいうえに、スキルレベルが性能に直結するため、育成難易度が高いです。
ＦＧＯにおけるパッションリップ
ＢＢから作られたアルターエゴのひとり。愛憎のアルターエゴ。
大きすぎる胸と凶悪な爪が印象的な少女。
戦いは好まないが、スキル『被虐体質』によって周囲から襲われる事になり、仕方なく迎撃している。アルターエゴの中でも屈指のパワーキャラ。
内向的で、一途で、思い込みの激しい性格。ものぐさ（理由があると仕事をさぼってしまう）なところもあるが、悪い部分と自覚し、直そうと努めています。
リップは自分がどれほど凶悪で厄介な性能のサーヴァントなのか自覚しており、そんな自分を見捨てず付き合ってくれるマスターに感謝を抱いています。
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