『水着シエル(期間限定)』FGOおすすめ性能解説
目次
基本情報
第七聖典・断罪死 |
バスター属性 単体攻撃宝具 |
自身に必中状態を付与(1ターン) &防御無視状態を付与(1ターン) &宝具威力をアップ(1ターン)<オーバーチャージで効果アップ> +敵単体に超強力な『魔性』特攻攻撃 &高確率で即死効果 +自身のNPをリチャージする |
スキル1 | 効果 |
人間魔力工場(A) CT8-6 | 自身に毎ターンNP獲得状態を付与(5ターン) &毎ターンHP回復状態を付与(5ターン) &弱体耐性をアップ(5ターン) &強化解除耐性をアップ(5ターン) |
スキル2 | 効果 |
位相滑剣(B+) CT8-6 | 自身のアーツカード性能をアップ(3ターン) &バスターカード性能をアップ(3ターン) &『アーツ攻撃時に、敵単体のHP回復量をダウン(3ターン) &低確率でチャージを減らす &ガッツ状態を解除する状態』を付与(3ターン) &『バスター攻撃時に、自身のNPを少し増やす状態」を付与(3ターン)』 &HPが50%以上の間、クリティカル威力をアップ(3ターン) &HPが100%の時、クリティカル威力をアップ(3ターン) |
スキル3 | 効果 |
原理血戒(B) CT8-6 | 自身を除く味方全体にコマンドカード選出不能状態を付与(1回・1T) +コマンドカードを配り直す +自身のNPを増やす &防御力を大アップ(3回・3ターン) 被ダメージ時に自身のHPを回復する状態」を付与(3回・3ターン) |
強い点
宝具は対象範囲が広い『魔性』属性特効攻撃で、必中&防御無視状態が付与されるため、ダメージを通しやすいです。宝具ダメージ前に宝具威力アップが入るため、どのタイミングで撃っても『火力バフ+特効』のダメージが出ます。
バスター主軸の欠点『NP回収しづらい』を、『NP50%チャージ、宝具ダメージ後のNP20%リチャージ、毎ターンNP10%獲得状態、バスター攻撃時にNP10%獲得』で強引に解消しています。
『持続5ターンの毎ターンHP獲得状態、被ダメージにHP回復(3回)&最大100%の防御力アップ(3回)、クラススキル「毎ターンHP500回復」』で打たれ強いです。
クラススキル『対魔力(20%)』と『持続5ターンの弱体耐性アップ(最大50%)&強化解除耐性(最大100%)』、アーツカード攻撃時の『チャージ減少(30%)&ガッツ状態を解除』で高難易度ギミックに強く立ち回れます。
HPに連動した最大100%のクリティカル威力アップ(クラススキルで+12%)でクリティカル火力が高く、『自身を除く味方全体にコマンドカード選出不能状態』があるので、スターさえあれば確実にクリティカル攻撃が可能です。
クラススキル『代行者(弓)』で、セイバークラスに常時攻撃有利を取れます。
弱い点
宝具の即死効果が、即死が一番入りやすい一般エネミー『スケルトン、兵士、ゾンビ系』のみ確定と低め。
高倍率のクリティカル威力アップを持つが、『クラス補正でスター集中度が低いムーンキャンサー+スター獲得系スキルがない』ため、クリティカルが安定しません。
引くべきか
『光のコヤンスカヤ、水着BB』所持で、クリティカル殴り周回に力を入れるなら、宝具レベル1でも引いて損はないです。上記に該当しないマスターは、キャラクターが好きなら、引いたら使い道があります。
高難易度では、『宝具ダメージ前に付与される必中&防御無視状態』『高倍率の弱体耐性&強化解除耐性』『最大100%の防御力アップや3種類のHP回復スキル』など、ギミックに強い要素が豊富です。
周回では、NP50%チャージで宝具が撃ちやすく、『魔性』属性特効(一般エネミーに多く、サーヴァントも多少含む)を持っています。
難点は、攻撃有利&特効対象以外にダメージが伸びないこと。
火力バフの倍率がやたら高いわけではなく、攻撃有利&特効対象に対するダメージは全サーヴァント中トップクラスだが、攻撃有利もしくは特効対象のみの場合は代わりが利きます。
そうなると、対象範囲が広い『魔性』属性はともかく、攻撃有利を取れるクラスは『セイバー、バーサーカー、アヴェンジャー、ドラコー』と限定的です。
それを解消する『自身を除く味方全体にコマンドカード選出不能状態』と『高倍率のクリティカル威力アップ』はあるが、スター集中度が低いムーンキャンサークラス&スター生産系スキルが皆無と、味方や概念礼装を選びます(バスターサポーターの『光のコヤンスカヤ、オベロン、マーリン』などは、スター供給支援が得意なため、解消は容易)。
上記の問題は、FGOでもっともプレイする周回時に引っかかる要素です(変則周回時に、HPが高い単体WAVEを担当させるには、上記のサポーターが必要。高難易度は宝具回転率でカバー可能)。また火力支援スキルがないため、周回では敵味方を選びやすいです。
総じて、高難易度が主戦場のアタッカーで、短期決戦から長期戦までこなします。周回では、専用の編成だと独自の強みが出るが、変則周回で宝具を1騎ずつ撃つような普通の編成だと他サーヴァントに埋もれます。
ここまでがシエル単独での使用感で、『自身を除く味方全体にコマンドカード選出不能状態』と『光のコヤンスカヤ、水着BB』を組み合わせた場合は、独自のクリティカル殴り周回が可能です(詳細は下記リンク先で解説)。
高難易度に強いアタッカーが欲しいマスターは、引く価値があります。
高難易度クエストに困っていないマスターは、スルーして構いません。
ステータス
クラスはムーンキャンサー。
カード構成は、バスター2枚、アーツ2枚、クイック1枚。
カード性能は、全体的に平均以上と優秀。
ステータスはレベル90時に、HP14742、ATK11658。
星5ムーンキャンサーの中では、ATKが高く、HPは低め。
クラススキル | 効果 |
対魔力(A) | 自身の弱体耐性をアップ(約20%) |
単独行動(EX) | 自身のクリティカル威力をアップ(約12%) |
自動再生(A) | 自身に毎ターンHP回復状態を付与(500回復) |
代行者「弓」(A) | 自身に『セイバー』クラスに対する攻撃優位状態を付与 |
対魔力はランクが高く、高頻度でデバフを弾きます。
単独行動もランクが高く、クリティカルダメージに大きなプラス補正が入ります。
自動再生により、毎ターンHP500回復します。数値としては微小だが、長期戦になるほど侮れない回復量です。スリップダメージやHP減少系のデメリットも軽減できます(概念礼装のデメリットでHP減少の場合は、HP回復→HP減少なので注意)
代行者「弓」を持ち、セイバークラスに攻撃有利1.5倍です。防御は等倍なので注意しましょう。
固有の第3アペンドスキルは対アルターエゴ攻撃適正。攻防等倍のため、第2・5アペンドスキルの優先度が高いです(変則周回で宝具を一騎ずつ撃つ編成なら2。システム周回時にスキルの重ねがけを狙ったり、高難易度目的なら5)。
属性は、秩序、善、人、女性、サーヴァント、人型、愛する者、ヒト科、今を生きる人類、夏モードのサーヴァント。
宝具
第七聖典・断罪死 |
バスター属性 単体攻撃宝具 |
自身に必中状態を付与(1ターン) &防御無視状態を付与(1ターン) &宝具威力をアップ(1ターン)<オーバーチャージで効果アップ> +敵単体に超強力な『魔性』特攻攻撃 &高確率で即死効果 +自身のNPをリチャージする |
必中&防御無視状態は、回避・防御力アップを無視できるが、無敵・○○カード耐性アップ・ダメージカットは無視できません。
宝具威力アップはオーバーチャージ依存で、30~60%。オーバーチャージ1から高倍率だが、オーバーチャージ段階強化の上がり幅は7.5%刻みとイマイチ。
『魔性』特効は約1.5倍固定。対象は一般エネミーに多く、攻撃有利&特効対象のサーヴァントは全8騎(2024年8月現在)。
即死効果は100%固定。即死が入りやすい銅エネミーの中で、もっとも即死が入りやすい『スケルトン、兵士、ゾンビ系』に確定。
NPリチャージは20%固定。
単体12hitするので、多少のスター生産が可能。
~宝具ダメージの目安(フォウくん+1000)~
攻撃等倍&非特攻対象……約4万4千~7万3千。攻撃有利1.5倍の星3サーヴァント並。
攻撃有利2倍&非特攻対象……約8万8千~14万7千。攻撃有利2倍の星5サーヴァント(未強化&非特攻)と同程度。
攻撃等倍&特効対象……約6万6千~11万。攻撃有利1.5倍の星5サーヴァント(未強化&非特攻)と同程度。
攻撃有利2倍&特攻対象……約13万2千~22万。全サーヴァント中トップクラスのダメージ(上を行くのは、二重特攻など、条件が厳しい宝具)。
対セイバーの場合は、攻撃有利1.5倍のため、ダメージ計算に注意。
※余談
『光のコヤンスカヤ×2、オベロン、黒聖杯(レベル100)、フォウくん+1000、マスター礼装「決戦制服(レベル10)」』で、100万以上のダメージを出したい時の宝具レベル。( )内の数字は、宝具連射システム時に、『光のコヤンスカヤ』や第5アペンドスキルでスキル2を再使用した場合。
攻撃有利2倍・特効対象・宝具レベル1……約131万9千(146万1千)。
攻撃有利2倍・非特攻対象・宝具レベル2……約117万2千(129万8千)。
攻撃等倍・特効対象・宝具レベル4……約104万4千(宝具レベル3で109万5千)。
スキル
スキル1 | 効果 |
人間魔力工場(A) CT8-6 | 自身に毎ターンNP獲得状態を付与(5ターン) &毎ターンHP回復状態を付与(5ターン) &弱体耐性をアップ(5ターン) &強化解除耐性をアップ(5ターン) |
毎ターンNP獲得状態は10%固定。チャージタイム最短6ターンで、NPを合計50%チャージできます。
毎ターンHP回復状態は最大1500。クラススキルで+500されるため、最大1万回復です。
弱体耐性をアップは最大50%。クラススキルで+20%されるため、最大70%が5ターンと破格です。
強化解除耐性アップは最大100%。スキルレベルマックスで基本確定です。持続が長いバフの天敵『強化解除』を防ぎます。
スキル2 | 効果 |
位相滑剣(B+) CT8-6 | 自身のアーツカード性能をアップ(3ターン) &バスターカード性能をアップ(3ターン) &『アーツ攻撃時に、敵単体のHP回復量をダウン(3ターン) &低確率でチャージを減らす &ガッツ状態を解除する状態』を付与(3ターン) &『バスター攻撃時に、自身のNPを少し増やす状態」を付与(3ターン)』 &HPが50%以上の間、クリティカル威力をアップ(3ターン) &HPが100%の時、クリティカル威力をアップ(3ターン) |
アーツ&バスターカード性能アップは最大30%。持続3ターンとしては優秀な倍率で、メインカードを強化します。
HP50%以上の時にクリティカル威力アップは最大50%。HP100%の時にクリティカル威力アップも最大50%。HP100%なら最大100%のクリティカル威力アップが発動します。
HPの割合によって発動するため、付与した後にHPが増減すると、それに応じて効果量が変わります。割合なので、最大HP増加or減少では変化しません。
・アーツカード攻撃時に付与される効果
3ターン持続するHP回復量ダウンは20%固定。敵の行動に左右されるため、効果を実感しづらいです。
チャージ減少の付与率は30%固定。確率としては半分以下で、付与できればラッキー程度。
ガッツ状態の解除は撃ち漏らしを防げます。白枠は解除できないので注意。
・バスターカード攻撃時に付与される効果
NP増加は10%固定。宝具も対象に入るため、宝具BBなら合計30%チャージ可能です(宝具効果やEXアタックも含めると50%以上)。
スキル3 | 効果 |
原理血戒(B) CT8-6 | 自身を除く味方全体にコマンドカード選出不能状態を付与(1回・1T) +コマンドカードを配り直す +自身のNPを増やす &防御力を大アップ(3回・3ターン) 被ダメージ時に自身のHPを回復する状態」を付与(3回・3ターン) |
自身を除く味方全体にコマンドカード選出不能状態を付与は、5枚全てのカードが『シエル』のカードに変化する効果。確実にブレイブチェインが組めます。
※ゲームの仕様上、『本スキルを使用→オーダーチェンジで「シエル」を引っ込める→交代先のサーヴァントにカードが変化』という動きが可能。
コマンドカードを配り直すは、『1ターン目のカード選出状況と同じになる効果(サーヴァントの数×5から配り直し)』。
NP増加は最大50%。初期NP50%付与礼装で宝具が撃てます。
防御力アップは最大100%。敵に火力バフがないなら、受けるダメージは0です(クラススキルの与ダメージアップなどは通る)。必中・無敵貫通持ちに有効な効果です。
被ダメージ時に自身のHPを回復する状態は、最大2000回復。上記の防御力アップがあるので、半端なダメージだと回復量の方が上回ります。
運用方法
周回
NP50%チャージ持ちで、イベント時によく配布される初期NP50%付与礼装で宝具が撃ちやすいです。
宝具後にNPリチャージ効果があるので、『初期NP50%付与礼装+光のコヤンスカヤ×2+第3WAVEにNP10%付与』で宝具3連射が可能です。
難点は、攻撃有利&特効対象以外にダメージが伸びないこと(攻撃有利もしくは特効対象だと、低くはないが、高くもない)。
火力支援スキルもないため、他WAVEは味方に丸投げです。
要求火力に届かない場合は、自分以外のカードを除外するスキルで、クリティカル追撃しましょう。この『スキル3で確実に追撃できる』のが『シエル』の強みです。
クリティカル殴り周回では、高倍率のクリティカル威力アップと自分以外のカードを除外するスキルで、高威力のクリティカルが狙えます。ただし、スター生産系スキルがないため、スター供給支援がないとクリティカルが出ません。
水着BBや光のコヤンスカヤを絡めたクリティカル殴り周回については、下記リンク先で解説。
高難易度
高難易度ギミックにやたら強いアタッカー。
アヴェンジャーなど、攻撃有利を取れるクエストが適正です。
攻撃面は、宝具ダメージ前に『必中、防御無視状態、宝具威力アップ』が入る特攻攻撃で、どのタイミングで撃っても高いダメージが通ります。
NPチャージスキルも豊富で、バスター主軸ながら宝具回転率が高いです。そのため攻撃有利もしくは特攻対象のみでも、宝具回転率でカバーできます。
またスターがあれば、自分以外のカードを除外するスキルと最大100%以上のクリティカル威力アップで、高い瞬間火力が出ます。
耐久面は、最大100%の防御力アップと3種類のHP回復スキルで異様に打たれ強いです。持続5ターンの強化解除耐性アップがあるので、無敵貫通や強化解除が発動する宝具も受け止めます(防御無視や火力バフが山ほど盛られている場合を除く)。
デバフ耐性もやたら高く、火力低下や行動不能状態に陥りづらいです。
アーツカード攻撃時に『HP回復量ダウン、確立のチャージ減少、ガッツ解除』など、妨害もできます。
難点は、性能をフルに発揮できる環境が限られること。
最大火力を叩き込むには、スター供給支援が必要です(ムーンキャンサークラスはスター集中度が低いため、スター集中度が低い味方と組んでも、スターを寄せる動きができない)。
また長期的に見ると宝具回転率は高いが、短い間隔で宝具を撃つには、アーツクリティカルやNP支援が必要です。
耐久面も優秀だが、防御無視や火力バフを山ほど盛られると突破される点には注意しましょう。
編成は、短期決戦なら火力・NP・スター供給支援ができる『光のコヤンスカヤ、オベロン』。長期戦なら継続的なHP回復・耐久・NP・スター供給支援ができる『マーリン』が候補に入ります。『光のコヤンスカヤ』から支援を受ける際は、HP減少がある点に注意しましょう。
火力・耐久・NP支援ができる『諸葛孔明、ライネス/司馬懿、由井正雪、キャストリア』も候補に入ります。
NP支援なしでの宝具連射に難があるため、NP支援ができるサポーターを随時投入できる『ミス・クレーン、水着クロヱ』もおすすめです。
強力なスター供給・クリティカル威力アップの支援ができる『卑弥呼』も悪くないが、クラス相性は悪い。
自分以外のカードを除外した後に、カード固定できる『水着BB』も高相性。
低レアサーヴァントなら、耐久支援ができる『マシュ』。スター供給支援ができる『アンデルセン、徐福』がおすすめです。
概念礼装は、ダメージを伸ばす『バスターカード性能アップ、宝具威力アップ』。クリティカルを安定させる『毎ターンスター獲得系』がおすすめです。
敵として出てきた場合
厄介なことしか書いていないので、遭遇したくないサーヴァント。
宝具を受けるには、無敵や対粛正防御状態が必須。攻撃する時は、防御無視状態が必須です。
まとめ
・高難易度ギミックにやたら強いアタッカー。周回でも起用できるが、敵味方を選びます。
FGOにおけるシエル
ある時は地球観光に来た吸血鬼ハンター。
ある時はバッドエンドお助けコーナーの美人教官。
ある時は蒼輝銀河で知る人ぞ知るセイントアイドル。
その正体は惑星型吸血種を殲滅する代行者にして処刑人、スペースなシエルなのだった。
サーヴァント・ユニヴァースからやってきたシエル……のような、未来世界のシエル……のような、そんなあやふやな立ち位置。
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