『リチャード1世(限定)』FGOおすすめ性能解説
目次
基本情報
獅子吼よ詠え、颯颯たる煉獄を |
バスター属性 全体攻撃宝具 |
自身のクリティカル威力をアップ(3ターン) +敵全体に強力な攻撃 &クイック攻撃耐性をダウン(1ターン)<オーバーチャージで効果アップ> &アーツカード攻撃耐性をダウン(1ターン)<オーバーチャージで効果アップ> &バスターカード攻撃耐性をダウン(1ターン)<オーバーチャージで効果アップ> &やけど状態を付与(5ターン) |
スキル1 | 効果 |
獅子心『神速』(A) CT8-6 | 味方全体の攻撃力アップ(3ターン) &NP獲得量アップ(3ターン) &スター発生率アップ(3ターン) +自身に「攻撃時のダメージ前に自身のスター発生率アップ(3ターン)する状態」を付与(3ターン) |
スキル2 | 効果 |
驥足百般(A) CT8-6 | 自身のクイックカード性能アップ(3ターン) &アーツカード性能アップ(3ターン) &バスターカード性能アップ(3ターン) &宝具威力アップ(3ターン) +味方単体のスキルチャージ短縮 |
スキル3 | 効果 |
永久に遠き勝利の剣(D~A+) CT8-6 | 自身のNP増加 &バスターカードのスター集中度アップ(3ターン) &バスターカードのクリティカル威力アップ(3ターン) +スター獲得 |
強い点
宝具とスキルにクリティカル威力アップを持ち、『即時スター獲得、味方全体のスター発生率アップ、攻撃時のダメージ前にスター発生率アップ』でスター生産して、バスター限定のスター集中度アップで集めます。
高ATKで火力バフ『味方全体攻撃力アップ、3色カード性能アップ、宝具威力アップ』が揃っており、宝具ダメージはそれなりに高いです。宝具発動時は、ダメージ後に付与する3色カード耐性ダウンでクリティカルダメージをさらに伸ばせます。
バスタークリティカルを狙いやすいスキル構成で、最大30%のNPチャージスキルを持ち、『光のコヤンスカヤ×2+オベロンの宝具3連射システム』や『シエル+水着BBのクリティカル殴り周回』に対応しています。
弱い点
宝具は『未強化+非特攻』のため、クリティカル追撃を絡めないとダメージが伸びません(宝具発動時の3色カード耐性ダウンが宝具ダメージ後なのも残念)。
即時スター獲得を持つが、2ターン目以降はスター発生率アップで強化した宝具・通常攻撃でのスター生産が必要です。そのためNP支援で宝具連射しない場合は、カード運が絡みます(カード操作系の効果や、スター生産系のスキル・概念礼装でサポートしたい)。
スター集中度アップがバスター限定で、アーツ・クイッククリティカルが阻害されます。そのためクリティカルで大幅なNP回収を狙いづらいです。
耐久スキルが皆無で、受けるダメージを0にできません。
引くべきか
周回用のセイバーが育っているマスターは、引かなくていいです。
宝具とクリティカルで攻めるシンプルなアタッカーで、『変則周回時に宝具を一騎ずつ撃つ編成で、火力支援しながらイベント時によく配られる初期NP50%付与礼装+第2アペンドスキルで宝具が撃てる』『光のコヤンスカヤ×2+オベロンの宝具3連射システム』『シエル+水着BBのクリティカル殴り周回』など、だいたいの周回に対応しています。
難点は、性能がシンプル過ぎること。
『変則周回時に宝具を一騎ずつ撃つ編成』では、『未強化+非特攻』宝具のため、クリティカル追撃まで含めないとダメージが伸びません。そのため敵のHPが満遍なく高いクエストだと、要求火力に届きづらいです。敵のHPが低い第1WAVE要員としては、火力支援が平凡。
『光のコヤンスカヤ×2+オベロンの宝具3連射システム』では、競合に優秀なサーヴァントが揃っています。セイバークラスは各Fate作品の主人公格が揃っており、『アルトリア』のように魔改造されたサーヴァントも多いです。それらが育っていると、今から育成するのは悩みます(クリティカル追撃で差をつけたいが、この編成だとカード運が絡むため不安定)。
『シエル+水着BBのクリティカル殴り周回』では、クリティカル火力の高さを十二分に発揮できます。ただ編成難易度が高く、対応できるクエストも限定的です。
高難易度では、耐久スキルや必中・無敵貫通といったギミック対応スキルがないため、味方や概念礼装のサポートが必須です。
総じて、『宝具連射するほどクリティカルが強化されるクリティカルアタッカー』という長所はあるが、その性能を十全に発揮できる味方やクエストが限られます。
あらゆる周回にだいたい対応できるセイバーが欲しいマスターは、引く価値があります。
セイバークラスのアタッカーが揃っているマスターは、スルーして構いません。
ステータス
クラスはセイバー。
カード構成は、バスター2枚、クイック2枚、アーツ1枚。
カード性能は、1枚しかないアーツがそこそこ良好です。クイックは5hitでスター生産に期待できます。
ステータスはレベル90時に、HP13635、ATK12465。
星5サーヴァントの中では、ATKがトップクラスに高く、HPはかなり低め。
クラススキル | 効果 |
対魔力(B) | 自身の弱体耐性をアップ(約17%) |
騎乗(A) | 自身のクイックカード性能をアップ(約10%) |
対魔力を持ち、そこそこデバフを弾きます。
騎乗はランクが高く、クイックカードのダメージとスター生産力に大きなプラス補正が入ります。
固有の第3アペンドスキルは対ライダー攻撃適正。攻防等倍かつ、初期NP50%付与礼装で宝具を撃ちたいので、第2アペンドスキルの優先度が高いです。次点は第4・5アペンドスキル。
属性は、サーヴァント、人属性、秩序属性、中庸属性、人型、男性、騎乗、王、愛する者。
宝具
獅子吼よ詠え、颯颯たる煉獄を |
バスター属性 全体攻撃宝具 |
自身のクリティカル威力をアップ(3ターン) +敵全体に強力な攻撃 &クイック攻撃耐性をダウン(1ターン)<オーバーチャージで効果アップ> &アーツカード攻撃耐性をダウン(1ターン)<オーバーチャージで効果アップ> &バスターカード攻撃耐性をダウン(1ターン)<オーバーチャージで効果アップ> &やけど状態を付与(5ターン) |
クリティカル威力アップは50%固定。持続3ターンで倍率が高く、重ねがけや継続的な付与を目指したいです。
3色カード耐性ダウンはオーバーチャージ依存で10~30%。持続1ターンと短く、初期倍率やオーバーチャージ段階強化の上り幅もイマイチ。また宝具ダメージ後のため、追撃しか影響しません。
やけどダメージは2000固定。これを活かす効果はないので、オマケと考えましょう。持続5ターンと長く、『やけど特攻』や『延焼』効果持ちのサポートができます。
宝具ダメージは約5万2千~約8万7千。高ATKで火力バフが揃っており、『未強化+非特攻』にしてはダメージが高いです。ただ星5セイバーは『強化済み宝具』持ちが多く、全体で見るとやや低め。
スキル
スキル1 | 効果 |
獅子心『神速』(A) CT8-6 | 味方全体の攻撃力アップ(3ターン) &NP獲得量アップ(3ターン) &スター発生率アップ(3ターン) +自身に「攻撃時のダメージ前に自身のスター発生率アップ(3ターン)する状態」付与(3ターン) |
味方全体の攻撃力アップは最大20%。高ランクのカリスマ系スキルと同じ倍率です。
味方全体のNP獲得量アップは最大20%。味方全体の宝具回転率を引き上げます。
味方全体のスター発生率アップは最大20%。これだけで効果を実感するのは厳しいです(5個生産した時に1個増える程度)。
攻撃時のダメージ前に付与されるスター発生率アップは30%固定。3ターン持続するスター発生率アップを、3ターンの間、付与し続けます。3回発動すれば、合計110%と2倍以上です。
この効果は回数制限がないため、単騎編成やカード操作系の効果で重ねがけすれば、単独で50個以上のスター生産が可能です。
スキル2 | 効果 |
驥足百般(A) CT8-6 | 自身のクイックカード性能アップ(3ターン) &アーツカード性能アップ(3ターン) &バスターカード性能アップ(3ターン) &宝具威力アップ(3ターン) +味方単体のスキルチャージ短縮 |
3色カード性能アップは最大20%。持続3ターンとしては平均的な倍率です。
宝具威力アップは最大30%。持続3ターンとしては優秀な倍率です。
味方単体のスキルチャージ1短縮は、自分に使った場合、使用直後の『驥足百般(A)』も1短縮されます。
スキル3 | 効果 |
永久に遠き勝利の剣(D~A+) CT8-6 | 自身のNP増加 &バスターカードのスター集中度アップ(3ターン) &バスターカードのクリティカル威力アップ(3ターン) +スター獲得 |
NP増加は最大30%。初期NP50%付与礼装+第2アペンドスキルレベルマックスなら、1ポチで宝具が撃てます。
バスター限定のスター集中度アップは、少ないスターでバスタークリティカルを狙う効果です。ただアーツ・クイッククリティカルが阻害されます。
バスター限定のクリティカル威力アップは最大50%。持続3ターンとしては倍率が高いです。
即時スター獲得は20固定。バスター限定のスター集中度アップが同時に発動するため、この数でも十分にバスタークリティカルが狙えます。
運用方法
周回
NP30%チャージ持ちで、イベント時によく配布される初期NP50%付与礼装+第2アペンドスキル解放で宝具を撃てます。『初期NP50%付与礼装+第2アペンドスキルレベルマックス+光のコヤンスカヤ×2+オベロン』で宝具3連射も可能です。
難点は、クリティカル以外が平凡なこと。
火力支援が最大20%と平凡で、ダメージが大きく伸びる『○○』特攻を持っていません。そのため変則周回で宝具を1騎ずつ撃つ編成や宝具連射システムに採用しづらいです(不向きではないが、『合計40%以上の火力支援』『特攻対象なら絶対倒せる火力』など、もっと魅力的なサーヴァントが多い)。クリティカル追撃を含めれば要求火力に届きやすいが、リチャード1世が確実にクリティカルを出せる環境は限られます(クリティカルアタッカー全般の悩み)。
確実にクリティカルを出せる環境こと『シエル+水着BBのクリティカル殴り周回』では、少ないスターでバスタークリティカルを狙える点が噛み合っています。サポーターが減る分、宝具ダメージはより下がるが、『敵のHPが低い第1WAVEを宝具で突破→第2~3WAVEはクリティカルで突破』と調整は可能です。
※敵の配置が3-1-1などは得意だが、1-1-3など、最終WAVEを宝具で突破するクエストは苦手。『HPが高い敵+HPが低い敵』なら、HPが低い敵を宝具で撃破しつつ、クリティカルで突破という動きが可能。
『シエル+水着BB』に頼らず、味方全体でクリティカルを狙う編成では、2枚ある『クイック=ダメージが出ない』カードが邪魔です。バスターカード2枚構成も、『シエル+水着BB』の編成なら利点『少ないスターでバスタークリティカルが狙える』となるが、クリティカルアタッカーを並べる編成だとイマイチです(バスターカードの総数が減るため)。
高難易度
宝具とクリティカルの両方で攻めるアタッカー。
ランサーなど、攻撃有利を取れるクエストが適正です。
アタッカーとしては『宝具発動でクリティカル強化→宝具・通常攻撃でスター生産→バスタークリティカルでぶん殴る』とシンプルです。
難点は、それ以外ができないシンプル性能なこと。
宝具発動時に持続3ターンのクリティカル威力アップが付与されるので、宝具を継続的に発動できれば、クリティカルダメージは落ちません。スキル『攻撃時にスター発生率アップを付与』でスター発生率アップが途切れず、バスター限定のスター集中度アップもあるため、少ないスターでクリティカルを狙えます。
ただアーツ・クイッククリティカルが阻害されるため、クリティカルで大幅なNP回収という動きが苦手です(アーツ1枚構成で、NP獲得量アップの倍率が低いのも厳しい)。スター発生率アップが重なれば、バスター主軸とは思えないスター生産力でアーツ・クイッククリティカルを狙えるが、カード運が絡みます。
この辺りは『カード操作系の支援でスター生産力を強化する』『スター集中度が低い味方と組む』『スター生産系の味方スキルや概念礼装でサポートする』『NP支援で宝具連射→宝具でスター生産する』と動かしやすいです。
総じて、自分のカードを切れば切るほど『スター生産力、NP回収力、ダメージ』が上がるが、切れないと動けなくなるサーヴァント。カード操作やNP支援で自分のカードを強引に切るなど、足が止まらないように運用しましょう。
また必中・無敵貫通、回避・無敵などのスキルがないため、ギミックの影響を素直に受けます。とくに長期戦では耐久支援が必須です。
編成では、上記の問題点を改善するために、短期決戦なら火力・NP・スター供給支援ができる『光のコヤンスカヤ、オベロン』。長期戦なら継続的なHP回復・耐久・NP・スター供給支援ができる『マーリン』と組みたいです。
『光のコヤンスカヤ、オベロン』は宝具連射でクリティカル威力アップとスター発生率アップを重ねがけしながら、スター供給支援で強引にクリティカルが狙えます。ただ全員が耐久スキルを持たないため、敵からの反撃に無抵抗です。
『マーリン』はリチャード1世よりスター集中度が低く、継続的なスター供給支援でクリティカルが狙えます。
周回時と同様に、『シエル+水着BB』でバスタークリティカルを狙う戦法も強力です。この編成だとスター発生率アップが重なるので、50個前後のスター生産が狙えます。
強力なスター供給・クリティカル威力アップの支援ができる『卑弥呼』も候補に入ります。
NP支援なしでの宝具連射に難があるため、NP支援できるサポーターを随時投入できる『ミス・クレーン、水着クロヱ』もおすすめです。
低レアサーヴァントなら、耐久支援ができる『マシュ』。クリティカル関連を支援できる『アンデルセン』。ターゲット集中持ちの『ゲオルギウス、レオニダス、陳宮』。強力なスター供給宝具を持つ『徐福』が候補に入ります。
概念礼装は、即宝具を撃つための『初期NP付与礼装』。宝具ダメージを伸ばす『宝具威力アップ』。メインカードを強化する『バスターカード性能アップ』。クリティカルを安定させる『毎ターンスター獲得』がおすすめです。
敵として出てきた場合
クリティカル事故が怖いサーヴァント。
必中や無敵貫通がないので、回避や無敵でしっかり攻撃を受けながら戦いましょう。
まとめ
・クリティカル火力が高いアタッカー。性能的に弱くはないのだが、星5セイバーを既に育成しているマスターだと、引きに行く理由が薄いです(星5セイバーが揃っていないマスターだと、だいたいの周回で使えるため、悪くない性能)。
・宝具とスキルの効果がシンプルで、『リチャード1世ならではの特色が薄い』のも評価が割れるポイントです。
FGOにおけるリチャード1世
勇猛なる王か、あるいは血に餓えた蹂躙者か。敬虔な信徒の一面もあれば、神をも怖れぬ事をする事もあった獅子心王。
伝説と現実、神話と歴史の境目を思うがままに駆け巡ったリチャードⅠ世。
獅子心王と名付けられた由来の通り、勇敢な存在である。自分の行動が何を引き起こすかきちんと理解した上で踏み出すので蛮勇や無謀とは違うのだが、感情のアクセルの踏み込みがちょっとおかしい。
冷静に分析を続けた結果、『今ここで爆発させる感情はこれが最適だな!』と判断して結局喜怒哀楽を爆発させる厄介な性分。
イングランドの王なのに英語が話せない事は、英霊としての彼は秘密にしているつもりだが有名な逸話。
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