『葛飾北斎(期間限定)』FGOおすすめ性能解説
目次
基本情報
冨嶽三十六景『強化後』 |
アーツ属性 全体攻撃宝具 |
自身のNP獲得量をアップ(1ターン) +敵全体のアーツ攻撃耐性をダウン(3ターン) &敵全体に強力な『人の力を持つ敵』特攻攻撃<オーバーチャージで特攻威力アップ> |
スキル1 | 効果 |
森羅万象(A+) CT7-5 | 自身に回避状態付与(1ターン) &NP増加 |
スキル2 | 効果 |
父娘の絆(A) CT7-5 | 自身のアーツカード性能アップ(3ターン) &強化解除耐性アップ(1ターン) &弱体耐性アップ(1ターン) |
スキル3(強化後) | 効果 |
雅号・異星蛸(A) CT8-6 | 自身に『アーツカードによる攻撃時に防御力ダウン(3ターン)を付与する状態』を付与(3ターン) &アーツカードのスター集中度アップ(3ターン) +スター獲得 |
強い点
宝具発動時に付与されるNP獲得量アップ、スキルのNP最大30%チャージで、『キャストリア』×2の宝具連射システムに対応しています。アーツ主軸のカード構成でアーツチェインが組みやすく、スキル『スター獲得、アーツ属性限定のスター集中度アップ』でアーツクリティカルも狙いやすいため、宝具回転率はそこそこ良いです。
強化解除耐性や弱体耐性、最短5ターンで使える回避(1ターン)など高難易度向けのスキルが多いです。またスキル『アーツカードによる攻撃時に防御力ダウン(3ターン)を付与する状態』で、敵に防御力ダウンをかけ続けます。
強化済み宝具の『人』属性特攻は対象範囲が広く、スキル『アーツカード性能アップ、アーツで攻撃時に防御力ダウンを付与する状態(3ターン)』もあるので、攻撃有利や特効対象に高いダメージが出ます。
弱い点
スキルが『回避&NPチャージ』『アーツカード性能アップ&強化解除耐性』など、複合効果が多く、全ての効果を活かしづらいです。
重ねがけでダメージを伸ばせる『アーツカード攻撃時の防御力ダウン』がダメージ後なので、長期戦ではだんだん火力が伸ばせる反面、周回では恩恵がないです¹。
¹……2024年8月現在、宝具のみ『アーツカード攻撃時の防御力ダウン』がダメージ前に入るが、バグなので注意。
スター生産しづらいアーツ主軸のカード構成で、即時スター獲得以外はまとまったスター生産ができないため、クリティカルを狙い続けるのは苦手です。
引くべきか
キャラクターが好きな人は、引いたら使い道があります。
NPチャージスキルや高難易度向けのスキルを所持しており、アーツパーティ適性が高いです。強化済みの特効宝具を持ち、攻撃有利の『バーサーカー、フォーリナー、プリテンダー』が『人』属性だった場合は、全サーヴァント中トップクラスのダメージです(第3アペンドスキル『バーサーカー攻撃適正』を解放していたら、さらに伸びる)。
難点は、『攻撃有利かつ特攻対象』以外だと、代わりが利くこと。
特効対象なら攻撃等倍でもガンガンダメージが出るタイプではなく、攻撃等倍の特効対象に対しては、攻撃有利1.5倍の星5サーヴァントと同程度です(特効以外の火力バフが『アーツカード性能アップ、アーツカード耐性ダウン』など、乗算関係ではなく偏っているのが原因)。一応アーツカード攻撃時に防御力ダウンを付与できるが、カード運が絡むうえに、デバフのため『ターンを跨げない』『弱体耐性や弱体無効の影響を受ける』のがイマイチ。
総じて、攻撃有利かつ特効対象の『バーサーカー、フォーリナー、プリテンダー』に対しては、全サーヴァント中トップクラスのダメージです。しかし、それ以外が相手だと、『葛飾北斎』である必要が薄れます。
フォーリナーもしくは、代用できるクラスのサーヴァントを育成しているマスターは、スルーして構いません。
フォーリナーが攻撃有利を取れる高難易度で、アーツパーティを組みたいマスターは引く価値があります。
ステータス
クラスはフォーリナー
カード構成はアーツ2枚、バスター2枚、クイック1枚
6hitするアーツは性能が高い反面、それ以外は全体的にhit数が多いものの、EXも含めてNP回収力が低いです。
全体的にhit数が多いため、スター発生率アップの影響を受けます。
ステータスはレベル90時に、HP13230、ATK12100
星5フォーリナーの中では、ATKがかなり高く、HPは最底辺。
クラススキル | 効果 |
領域外の生命(EX) | 自身に毎ターンスター2個獲得状態を付与 自身の弱体耐性をアップ(約12%) |
道具作成(B) | 自身の弱体付与成功率をアップ(約8%) |
陣地作成(D) | 自身のアーツカードの性能を少しアップ(約4%) |
神性(B) | 自身に与ダメージプラス状態を付与(+175) |
領域外の生命による毎ターンスター2個獲得は、他にスター生産能力がないため、ないよりはマシと考えましょう。弱体耐性はデバフを弾ければラッキー程度。
道具作成により、『対魔力』持ちにもデバフが入りやすいです。
陣地作成を所持しており、アーツカードのダメージとNP回収力にプラス補正が入ります。
神性は敵の特効に引っかかりやすいので、注意しましょう。
固有の第3アペンドスキルは対バーサーカー攻撃適性。攻撃有利なので解放する価値があります。ただ初期NP50%付与礼装で宝具を撃ちたいので、第2アペンドスキルの優先度が高いです。
特性はサーヴァント、人属性、混沌属性、人型、女性、神性、領域外の生命、人類の脅威、ヒト科のサーヴァント。
宝具
冨嶽三十六景『強化後』 |
アーツ属性 全体攻撃宝具 |
自身のNP獲得量をアップ(1ターン) +敵全体のアーツ攻撃耐性をダウン(3ターン) &敵全体に強力な『人の力を持つ敵』特攻攻撃<オーバーチャージで特攻威力アップ> |
NP獲得量アップは30%固定。1ターン持続するので、追撃にも影響します。付与なので、強化無効を受けていると付与されません。
アーツ耐性ダウンは20%固定。持続3ターンと長く、宝具連射できれば、ダメージとNP回収力の両方が伸びます。デバフのため、弱体耐性や弱体無効の影響を受けるが、味方全体の火力支援に繋がります。
『人』属性特攻はオーバーチャージ依存で、約1.5倍~2倍。対象範囲が広く、サーヴァントを始め、人型エネミーにも該当する場合が多いです。
~宝具ダメージの目安(同じ宝具レベルで比べた場合)~
攻撃等倍&特効対象に対しては、攻撃有利1.5倍の星5サーヴァント(強化済み・非特攻宝具)並。
攻撃有利&非特攻対象に対しては、攻撃有利2倍の星5サーヴァント(強化済み・非特攻宝具)並。
攻撃有利&特効対象に対しては、約8万3千~12万5千。『低HP時に威力アップ』『特効の対象範囲が狭い』など、条件が厳しい宝具を除くとトップクラスのダメージです。
第3アペンドスキルを解放していた場合は、上記の2~3割増し。アーツカード攻撃時の防御力ダウンに成功した場合は、最大4割増し。
※余談(攻撃有利2倍の特効対象に対して)
第3アペンドスキル(30%)やアーツカード攻撃時の防御力ダウン(40%)など、最高の条件で『キャストリア×2、オベロン、黒聖杯(限界突破)』の支援を受けると、宝具ダメージは約109万5千~164万3千。第3アペンドスキルやアーツカード攻撃時の防御力ダウン抜きで100万ダメージを出すなら、最低でも宝具レベル3は必要。
スキル
スキル1 | 効果 |
森羅万象(A+) CT7-5 | 自身に回避状態付与(1ターン) &NP増加 |
回避(1ターン)は唯一の耐久スキルで、NPチャージとどちらを優先するかは悩み所です。
NP増加は最大30%。第2アペンドスキルレベルマックス+初期NP50%付与礼装なら、1ポチで宝具が撃てます。
スキル2 | 効果 |
父娘の絆(A) CT7-5 | 自身のアーツカード性能アップ(3ターン) &強化解除耐性アップ(1ターン) &弱体耐性アップ(1ターン) |
アーツカード性能アップは最大30%。アーツカードのダメージを伸ばせるほか、NP回収力も強化します。
強化解除耐性および弱体耐性はスキルレベルマックスで100%。ただ1ターンしか持続せず、タイミングが合えばラッキー程度。
ダメージ前に強化解除が入る『天草四郎、アビゲイル』に対しては、スキル1と併用することでダメージを防ぐことができます。
NP減少やスター減少は防げません。
スキル3(強化後) | 効果 |
雅号・異星蛸(A) CT8-6 | 自身に『アーツカードによる攻撃時に防御力ダウン(3ターン)を付与する状態』を付与(3ターン) &アーツカードのスター集中度アップ(3ターン) +スター獲得 |
『アーツカードによる攻撃時に防御力ダウン』は最大20%。高ランクの拷問技術相当であり、重ね掛けも難しくないので、パーティ全体の火力を引き上げます。宝具も対象に入ります。
防御力ダウンの仕様上、5回デバフをかけると上限です(敵に防御力アップがかかっていたり、スキルレベルが低い場合を除く)。ただこの時点で2倍のダメージが入るため、火力補助として十分な数値です。
3ターン経ったデバフから順次解除されていくので、複数ターンかけて5個以上付与しても無駄になりません。
スター獲得は最大15個(クラススキルで+2個)。同時にアーツ限定のスター集中度アップが発動するので、アーツクリティカルを出しやすいです。
運用方法
周回
NP30%チャージを持ち、第2アペンドスキルレベルマックス+イベント時によく配られる初期NP50%付与礼装で宝具が撃てます。
キャストリア×2を使ったシステム周回は、マスター礼装『NP獲得量アップ、アーツカード性能アップ、NP増加』の支援があれば、初期NP0%付与礼装でもNP回収量が低いバーサーカー相手に宝具3連射が可能です(敵の配置は3-3-?が望ましい)。初期NP付与礼装やオーダーチェンジを使えば、敵の数が不規則な変則周回も対応できます。
システム周回時はサポーターの火力支援が入るので、攻撃有利or特攻対象でもダメージが高いです(最終WAVEは攻撃有利&特効対象が望ましい)。
変則周回で宝具を1騎ずつ撃つ編成では、攻撃有利&特攻対象なら要求火力に届きやすいです。ただ火力支援スキルはカード運が絡むため、他WAVEは(基本的に)味方に丸投げです。
即時スター獲得とアーツ限定のスター集中度アップを所持しているが、クリティカル威力アップがないため、クリティカルダメージが伸びません。
高難易度
悪くない宝具回転率で特効宝具を叩き込む宝具アタッカー。
『バーサーカー、フォーリナー、プリテンダー』など、攻撃有利を取れるクエストが適正です。
宝具は特効攻撃で、特攻対象に対してはダメージが安定します。持続が長い『アーツ耐性ダウン、アーツカード攻撃時の防御力ダウン』で長期的にダメージを伸ばせるのも利点です。
そのためアーツパーティのデバッファーとしても動けます。アーツ主軸のカード構成でアーツチェインが組みやすく、NPチャージスキルもあるため、どんなアーツパーティに組み込んでも味方の邪魔をしません。
難点は、宝具回転率がそこそこで、初速が出ないこと。
宝具のみで大幅なNPリチャージは厳しく、宝具連射にはNP支援やアーツクリティカル追撃が必要です。
またデバフの重ねがけにはターンがかかるため、特攻対象以外には初速が出ません。
耐久面は、回避(1ターン)や最大100%の強化解除耐性&弱体耐性アップはあるが、複合スキルで温存しづらいです。ただアーツサポーターは耐久支援に優れているサーヴァントが多いため、解消は容易です。
編成は、宝具連射を狙いやすくするアーツサポーター『キャストリア、玉藻の前、レディ・アヴァロン』が候補に入ります。
火力・NP支援できるサポーターを随時投入できる『ミス・クレーン、水着クロヱ』もおすすめです。
火力・耐久・NP支援しながら、アーツ宝具・アーツ3枚構成で初手アーツ補正を受けやすい『諸葛孔明』も候補に入ります。
カード固定で『アーツカード攻撃の防御力ダウン』を連続付与できる『水着BB』も悪くない組み合わせです。
低レアサーヴァントなら、即時スター獲得を持つ『アマデウス』。アーツサポーターとして動ける『徐福、パラケルスス』。耐久支援ができる『マシュ』が候補に入ります。
概念礼装は、自分が所持していない『宝具威力アップ』。メインカード強化の『アーツカード性能アップ』。宝具回転率強化の『NP獲得量アップ』がおすすめです。
敵として出てきた場合
チャージゲージ増加スキルや回避1ターンが厄介です。
チャージゲージが溜まったタイミングで弱体耐性および強化解除耐性スキルを使われると、デバフで妨害できないため、回避・無敵でしっかり受けましょう。
まとめ
・自己完結した特効アタッカー。攻撃有利&特効対象に対するダメージが高く、それらが登場クエストで活躍します。
FGOにおける葛飾北斎
初出は2018年元旦の体験クエスト。
江戸時代後期の浮世絵師であり、日本を代表する画家です。
史実では男性ですが、女体化ではなく北斎の三女『葛飾応為(本名:栄)』本人であり、北斎は隣に浮いているタコっぽい何かになります。
親子の合作や娘の作品も『葛飾北斎』名義で出していたため、2人合わせて『葛飾北斎』として召喚されました。タコっぽい何かになっているのは、外的要因です。
親子揃ってサッパリとした性格をしており、自分が自由に創作活動できれば、他はどうでもいいという部分があるため、事件の元凶として割とやらかしてます。
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