『オリオン/アルテミス』FGOおすすめ性能解説
目次
基本情報
月女神の愛矢恋矢『強化後』 |
アーツ属性 単体攻撃宝具 |
敵単体に超強力な攻撃 &敵単体の攻撃力を大ダウン(3ターン) &敵単体のチャージを減らす &敵単体のクリティカル発生率をダウン(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ> |
スキル1 | 効果 |
女神の寵愛(EX) CT7-5 | 自身の防御力を大アップ(1ターン) &攻撃力をアップ(3ターン) &弱体耐性をアップ(3ターン) |
スキル2 | 効果 |
移り気への楔(A+) CT7-5 | 自身に『男性』特攻状態を付与(1ターン) |
スキル3 | 効果 |
心眼「偽」(B-) CT8-6 | 自身に回避状態を付与(1ターン) &クリティカル威力をアップ(3ターン) |
強い点
宝具は強化済みで、スキル『最大100%の「男性」属性特攻(1ターン)』と合わせれば、アーチャートップクラスの瞬間火力が出ます。
宝具発動時に確定のチャージ減少、攻撃力ダウン&クリティカル発生率ダウン(3ターン)と妨害能力が高く、スキルにも『回避(1ターン)、最大50%の防御力アップ(1ターン)』があるため、居座り性能が高いです。
弱体耐性アップ(50%固定・3ターン)、クラススキル『対魔力』でデバフに強いです。
弱い点
NPチャージスキルがないので、気軽に宝具を撃てません。さらにアーツカードのNP回収力がクイックカード並¹という類を見ない仕様で、アーツカードでNP回収するのが苦手です。宝具のNPリチャージ性能も15%前後と振るわず、アーツ主軸にしては宝具回転率がイマイチ。
¹……クイックカードのNP回収力・スター生産力は平凡。
スキル・クラススキルにクリティカル威力アップを持ち、アーチャーはクラス補正でスター集中度が高いが、スター生産がクイックカード頼りで安定しません。
『男性』属性特攻が持続1ターンと短く、継続火力が低いです。強化済み宝具のため、特攻バフなしでもダメージは出るが、高いとは言えません。またアーツ宝具の利点『宝具回転率の高さ』が上述の理由から潰れており、特攻アタッカーとしても、アーツアタッカーとしても動かしづらいです。
引くべきか
引かなくていいです。
宝具発動時の確定チャージ減少に始まり、攻撃力ダウン&クリティカル発生率ダウンなど、敵の攻撃を妨害する術に長けています。高HPで『回避、高倍率の防御力アップ』もあるため、場持ちが良いです。
スキルの『男性』特効付与は倍率が高く、特攻対象に宝具QBEXをクリティカルで出せれば、アーチャークラス内でトップクラスの瞬間火力が出ます。
しかし、特攻バフが持続1ターンと短いです。
非特攻対象に対するダメージは悪くないが、悪くない止まりで打点の低さが目立ちます。
またカード性能が特殊な仕様で、アーツアタッカーの利点『宝具ダメージがイマイチでも、宝具回転率でカバーできる』が潰れています。初手アーツ補正のクイックでNP回収するため、アーツチェインを阻害するのも厳しいです。
最大の難点は、誰でも入手できる星3アーチャーにFGO屈指の男性キラー『エウリュアレ』がいること。
あちらは『男性』特効宝具で、宝具を撃つ度に特効ダメージが出ます。また『男性』限定の魅了や攻撃力ダウンの妨害など、役割が被っており、『じゃあエウリュアレでいいじゃん』となりやすいです。
もちろん星5サーヴァントと星3サーヴァントではステータスに差があり、『エウリュアレ』は『男性』属性相手に特化しているなど、完全な上位互換とは言えません。ただ甲乙つけがたい時点で、無課金でも入手できる『エウリュアレ』に軍配が上がります²。
²……さらに言うと、聖杯投入で『エウリュアレ(宝具レベル5)』をレベル90にすれば、『オリオン/アルテミス』の宝具レベル1より宝具ダメージが出る。
総じて、妨害行動で自分と味方の生存力を引き上げる特攻アタッカーですが、特攻アタッカーおよびアーツアタッカーの長所が潰れています。
長期戦でしぶといアーチャーが欲しいマスターは、引く価値があります。
『エウリュアレ』を育てているマスターは、スルーして構いません。
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ステータス
クラスはアーチャー。
カード構成は、アーツ2枚、クイック2枚、バスター1枚。
カード性能は、NP回収力が『バスター<アーツ=クイック<EXアタック』と特殊な仕様で、初手アーツ補正のクイックでNPを稼ぎます。そのためNP回収量は、AQAよりAAQ、宝具AAEXより宝具QQEXが多いです³。
³……例外として、オーバーキル補正が入った場合のみ、アーツのNP回収量がクイックを上回ります。
スター生産力は標準的。
ステータスはレベル90時に、HP14553、ATK11107。
星5アーチャーの中では、HPがトップクラスに高く、ATKは最底辺。
クラススキル | 効果 |
対魔力(D) | 自身の弱体耐性を少しアップ(約12%) |
単独行動(A+) | 自身のクリティカル威力をアップ(約11%) |
対魔力はランクが低く、デバフを弾ければラッキー程度。
単独行動はランクが高く、クリティカルダメージに大きなプラス補正が入ります。
固有の第3アペンドスキルは、対アーチャー攻撃適正。攻防等倍かつNPチャージスキルを持たないので、第2アペンドスキルの優先度が高いです。
属性は、サーヴァント、天属性、混沌属性、中庸属性、人型、男性、ギリシャ神話系男性、ヒト科のサーヴァント。
見た目で属性がわかりづらいタイプで、設定通り『マスコットのオリオン』がメインになっていると考えましょう。劇中では神霊サーヴァント扱いですが、『神性』属性はないので注意。
宝具
月女神の愛矢恋矢『強化後』 |
アーツ属性 単体攻撃宝具 |
敵単体に超強力な攻撃 &敵単体の攻撃力を大ダウン(3ターン) &敵単体のチャージを減らす &敵単体のクリティカル発生率をダウン(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ> |
攻撃力ダウンは20%固定。3ターン持続するので、味方が受けるダメージを継続的に減らします。
チャージ減少は確定です。弱体耐性・弱体無効の影響を受けません。
クリティカル発生率ダウンはオーバーチャージ依存で、20~60%。オーバーチャージ1でも、クリティカル発生率アップのバフやクリティカル発生率を高く設定されていない限りは、クリティカルがほとんど発生しません。
スキルの『男性』属性特攻が付与された状態なら、約15万とアーチャートップクラスのダメージが出ます。『男性』属性特攻がない場合は、約7万6千と、星5アーチャー最底辺のダメージです。
単体5hitするので、15%前後のNP回収が可能。
スキル
スキル1 | 効果 |
女神の寵愛(EX) CT7-5 | 自身の防御力を大アップ(1ターン) &攻撃力をアップ(3ターン) &弱体耐性をアップ(3ターン) |
防御力アップは最大50%。1ターン限定ですが、敵からのダメージが半分になります。回避・無敵と違ってダメージを0にできませんが、必中・無敵貫通に有効です。宝具後なら、受けるダメージはさらに減ります。
攻撃力アップは20%固定。3ターン持続としては、標準的な倍率です。
弱体耐性アップは50%固定。クラススキル『対魔力』もあるので、高確率でデバフを弾きます。
スキル2 | 効果 |
移り気への楔(A+) CT7-5 | 自身に『男性』特攻状態を付与(1ターン) |
『男性』属性特攻は最大100%。持続1ターンと短いが、攻撃等倍相手でも攻撃有利並のダメージが出ます。
言うまでもないが、『男性』属性以外が相手だと、無用の長物と化す。
スキル3 | 効果 |
心眼「偽」(B-) CT8-6 | 自身に回避状態を付与(1ターン) &クリティカル威力をアップ(3ターン) |
回避(1ターン)は宝具対策に有効です。宝具にチャージ減少効果があるので、使用タイミングを間違えないように注意しましょう(敵がチャージゲージMAX→焦って回避を使う→宝具を撃つ→チャージ減少で宝具タイミングが1ターンズレる→回避が切れる→オワタ)。
クリティカル威力アップは最大34%。3ターン持続としては低い倍率だが、クラススキル『単独行動』と合わせれば、最大45%と悪くないです。
運用方法
周回
NPチャージスキルがないので、イベントでよく配られる初期NP50%付与礼装+第2アペンドスキルレベルマックスでも、宝具を撃つには20~30%のNP支援が必要です。
『男性』属性に対する瞬間火力が高く、NPさえどうにかできれば、高いダメージが出ます。追撃にも特効が入るため、打ち漏らしが少ないです。
ただ宝具連射システムに対応しておらず、変則周回で宝具を1騎ずつ撃つ編成でも、NP支援が必要と編成しづらいです。火力支援スキルもないので、味方に貢献できません。
クリティカル殴り編成では、『男性』属性相手なら高いクリティカルダメージが出ます。ただバスター1枚構成で、スター獲得スキルがないなど、あまり向いていません。
高難易度
妨害行動しながら、特攻宝具を叩き込むアタッカー。
セイバーなど、『攻撃有利+「男性」属性』の敵が登場する持久戦に向いています。
敵に宝具・クリティカルを撃たせず、攻撃力ダウンで被ダメージ低下と、間接的な耐久支援が可能です。
加えて高HPで回避持ち、最大50%の防御力アップや62%の弱体耐性など、編成次第ではあらゆる攻撃を防げる下地があります。
難点は、アタッカーとして問題が多いこと。
特効が持続1ターンと短く、スキルの切れ間を凌ぐ効果は豊富だが、その間はダメージが出ません。
クリティカル威力アップがあるので、クリティカルでダメージを稼ぎたいが、スター生産はクイック頼りでカード運が絡みます。『オリオン/アルテミス』に限らず、アーツサーヴァントは基本的にスター生産力が低いため、味方で補うのも難しいです。
通常のアーツサーヴァントなら、打点の低さを宝具回転率でカバーできますが、『オリオン/アルテミス』はカード性能が特殊で当てはまりません。アーツサポーターから『アーツカード性能アップ』を付与されても、通常攻撃のNP効率がほぼ改善されず、味方とのアーツチェインも恩恵が薄いです。
そのため編成は、火力・NP・耐久支援で宝具連射が狙えるアーツサポーター『キャストリア、玉藻の前、レディ・アヴァロン』と組みたいです。とくに『レディ・アヴァロン』はスター供給・クリティカル強化もできるので高相性。
火力・耐久・NP支援しながら、アーツ宝具・アーツ3枚構成で初手アーツ補正のクイックが出しやすい『諸葛孔明』も候補に入ります。
火力・NP支援ができるサポーターを随時投入できる『ミス・クレーン、水着クロヱ』もおすすめです。
同じアーチャークラスなら、アーツ主軸でスター生産もできる『水着ジャンヌ・ダルク』が候補に入ります。
低レアサーヴァントなら、クリティカル関連の支援ができる『アンデルセン』。耐久支援ができる『マシュ』。強力なスター供給宝具を持つ『徐福』が候補に入ります。『エウリュアレ』と組んで、妨害パーティを作るのも面白いです。
概念礼装は、自分が所持していない『宝具威力アップ』。即宝具を撃つための『初期NP付与礼装(+α)』。クリティカルを安定させる『スター獲得系』がおすすめです。
敵として出てきた場合
チャージゲージが短いアーチャークラスで、耐久スキルを豊富に持っているのが厄介です。
デバフ耐性が高いので、防御力無視攻撃や必中で畳み掛けるか、回避・無敵でしっかり攻撃を受けましょう。
まとめ
・妨害性能は悪くないが、サポーターの充実化に伴い、その役割を求める機会が減りました(妨害するより、サポーターで耐久支援したほうが手っ取り早い)。NPチャージスキルがないのも厳しく、FGOともっともプレイする周回で編成しづらいです。
・『エウリュアレ』の存在がキツイ。育成素材も『虚影の塵・最大144』『鳳凰の羽根・最大60』『金素材は蛮神の心臓・混沌の爪』とキツイ。
FGOにおけるオリオン/アルテミス
アルテミスはオリオンを付属品として召喚された。訂正、逆だ。召喚すると何故か女神アルテミスがついてきた。
おまけにオリオンは人とも獣ともつかぬ奇妙な生物(ゆるキャラ)に変わり果てた。
冬の代表的星座として有名なオリオンは名うての狩人で色男であったこと以外、華々しい英雄譚はない。しかし、処女神アルテミスが恋に落ちた人間として名を馳せています。
今回はアルテミスが、オリオンの召喚に割り込む形で乱入。アーチャーとしての役割を果たすことにした。神格は限界まで落としているので、通常のサーヴァントよりやや強い程度の力しかない。
オリオンは軟派で女好きでいい加減な色男なので、むしろぐだぐだと馬鹿話に興じられる男のマスターの方が相性が良い。アルテミスはオリオン以外の異性に関心を持つことはないが、異性同性問わず恋バナには食いつく。
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