『プトレマイオス』FGOネタバレ性能解説

基本情報

月は知らず、久遠の光ファロス・ティス・アレクサンドリアス(第1・第2再臨時)王の書庫ビブリオテーケ・バシレイオ(第3再臨時)
バスター属性 単体攻撃宝具バスター属性 全体攻撃宝具
自身の宝具威力をアップ(1ターン)<オーバーチャージで効果アップ>

&防御無視状態を付与(1ターン)

+敵単体に超強力な攻撃

&防御力をダウン(3ターン)

自身の宝具威力をアップ(1ターン)<オーバーチャージで効果アップ>

&必中状態を付与(1ターン)

+敵全体に強力な攻撃

&防御力をダウン(3ターン)

スキル1効果
救済のカリスマ(A)

CT8-6

味方全体の攻撃力アップ(3ターン)

&毎ターンHP回復状態付与(3ターン)

+自身に毎ターンスター獲得状態付与(3ターン)

スキル2効果
分割思考「王」(A)

CT9-7

味方全体のアーツカード性能アップ(3ターン)

&バスターカード性能アップ(3ターン)

&被クリティカル発生耐性アップ(3ターン)

+自身のNP増加

スキル3(第1・第2段再臨時)効果
叡智への接触 (EX)

CT7-5

自身を第3段階の姿に変貌させる<宝具が変化>

&NP増加

&宝具威力アップ(3ターン)

スキル3(第3段再臨時)効果
叡智への接触 (EX)

CT7-5

自身を第1段階の姿(第1・2段階から変貌していた場合は元の姿)に変貌させる<宝具が変化>

&NP獲得量アップ(3ターン)

&クリティカル威力アップ(3ターン)

&スター集中度アップ(3ターン)

+スター獲得

強い点

味方全体攻撃力アップ、バスター&アーツカード性能アップといった火力支援ができます

最大15個の毎ターンスター獲得によるクリティカル誘発。被クリティカル発生耐性、毎ターンHP回復といった耐久支援も可能です。

NP30%チャージを持ち、初期NP50%付与礼装+第2アペンドスキルレベルマックスで宝具が撃てます。

~第1・2再臨時~

バスター主軸のクリティカルアタッカー

スター獲得&毎ターンスター獲得でスター生産し、スター集中度アップで集めて、クリティカル威力アップで殴ります。

宝具発動時に付与する防御無視状態(1ターン)で、敵の防御力アップを無視します。

~第3再臨時~

アーツ主軸のシステムアタッカー。

NP30%チャージ&NP50%チャージを持ち、第2アペンドスキルレベルマックスなら礼装フリーでも宝具が撃てたり、『キャストリア×2』のシステム周回に対応しています

宝具発動時に付与する必中状態(1ターン)で、敵の回避を無視します。

弱い点

通常攻撃のNP回収力が低めで、クイックのスター生産力は標準だが1枚構成と、スキルの切れ間はできることが目減ります。さらに各スキルのチャージタイムが長い¹ため、その状態が長いです。

¹……スキル3はチャージタイム最短5ターンだが、宝具属性が変わる関係上、編成次第では不用意に使えない(バスター・アーツサポーターといった、特定のカード色を強化するサポーターと組んでいる場合など)。

耐久関係のスキルが『被クリティカル発生耐性、毎ターンHP回復』と、敵からのダメージが0にならない効果で、宝具・チャージ攻撃を受けるには耐久支援が必要です

引くべきか

キャラクターが好きな人は、引いて損がない性能をしています。

周回・高難易度の両方に適正を持ち、全体攻撃宝具・単体攻撃宝具のアーチャーとしても完成度が高いです。

・システム周回……第3再臨時のNPリチャージ性能が高いアーツ宝具で、キャストリア×2による宝具連射が可能。

・変則周回……味方全体に火力支援しながら、NP最大80%チャージが宝具が撃ちやすい。単体・全体攻撃宝具の切り替えで、敵の数が不規則なクエストに対応。

・クリティカル殴り周回……即時スター獲得&毎ターンスター獲得でスター供給支援しながら、クリティカル威力アップで殴る。

・高難易度……『第1~2再臨時は防御無視状態、第3再臨時は必中』とダメージを通しやすい

難点は、非特攻+非強化宝具であること。

宝具ダメージが『アーツ属性・全体攻撃宝具の中では高め、バスター属性・単体攻撃宝具の中では星5アーチャー相応』と、突出して高いとは言えません

とくに星5アーチャーは、強化済みや特効持ちが多いため、どんなクエストにも対応できますが『このクエストにはプトレマイオス』という強みは乏しいです。

高難易度も、『スキルが切れている間のフォローや耐久面の補助』が必要なため、万能とは言えません。

またスキル3『宝具変化』が強制であることも悩みです。スキル3の効果が、『クリティカルアタッカーとして動くために必要なスター獲得&スター集中度アップ&クリティカル威力アップ』or『宝具ダメージを伸ばす、NP最大50%チャージ&宝具威力アップ』なので、使わないとまともに動けません

そのため1度目の使用はともかく、『2度目の使用は宝具属性が変わるので使えない&使わないとアタッカーとして性能を発揮できない』という問題を抱えており、長期戦では運用難易度が高いです。

総じて、長期戦以外のあらゆるクエストに対応しますが、非特攻宝具なので瞬間火力は特効宝具に負けています(総合的に見ると、既存の星5アーチャーに負けていないトップクラスの性能だが、勝ってもいない絶妙なライン)。

アーチャークラスの(単体・全体攻撃)アタッカーが欲しいマスターは、引く価値があります。

アーチャー、もしくは代用できるクラスのアタッカーが育っているマスターは、スルーして構いません。

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ステータス

クラスはアーチャー

カード構成は、アーツ2枚、バスター2枚、クイック1枚

カード性能は、アーツのNP回収力が低めで、クイックのスター生産力は標準とイマイチ。

ステータスはレベル90時に、HP13965、ATK12016。

星5アーチャーの中では、HPが高く、ATKが低め。

クラススキル効果
対魔力(B)自身の弱体耐性をアップ(約17%)
単独行動(A)自身のクリティカル威力をアップ(約10%)
陣地作成(A+)自身のアーツカードの性能をアップ(約11%)
霊基情報保存(A)自身の強化解除耐性をアップ(約20%)

対魔力を持ち、そこそこデバフを弾きます。

単独行動はランクが高く、クリティカルダメージに大きなプラス補正が入ります。

陣地作成もランクが高く、アーツカードのダメージとNP回収力に大きなプラス補正が入ります。

霊基情報保存により、強化解除耐性が上がりますが、確実ではなく防げればラッキー程度。

固有の第3アペンドスキルは対アーチャー攻撃適正。攻撃等倍なので、第2アペンドスキルの優先度が高いです。

属性は、サーヴァント、人属性、秩序属性、中庸属性、人型、王、男性、愛する者、ヒト科のサーヴァント。

宝具

月は知らず、久遠の光ファロス・ティス・アレクサンドリアス(第1・第2再臨時)王の書庫ビブリオテーケ・バシレイオ(第3再臨時)
バスター属性 単体攻撃宝具バスター属性 全体攻撃宝具
自身の宝具威力をアップ(1ターン)<オーバーチャージで効果アップ>

&防御無視状態を付与(1ターン)

+敵単体に超強力な攻撃

&防御力をダウン(3ターン)

自身の宝具威力をアップ(1ターン)<オーバーチャージで効果アップ>

&必中状態を付与(1ターン)

+敵全体に強力な攻撃

&防御力をダウン(3ターン)

~共通部分~

宝具威力アップはオーバーチャージ依存で、20~40%。オーバーチャージ1の段階から倍率は高いが、オーバーチャージ段階強化による上がり幅は5%刻みと低いです。

防御力ダウンは20%固定。3ターン持続するので、味方全体の火力支援に繋がります。

~第1・第2再臨時~

防御無視状態は、防御力アップを無視できますが、○○カード耐性アップ・ダメージカットは無視できません。1ターン持続するので、追撃にも影響します。付与なので、強化無効を受けていると付与できません。

宝具ダメージは『新宿のアーチャー』より若干高く、強化済み宝具を持つ星4アーチャー『アーチャーインフェル、エミヤオルタ』よりは低い(高過ぎず低過ぎず)。

~第3再臨時~

必中状態は回避対策に有効です。1ターン持続するので、追撃にも影響します。付与なので、強化無効を受けていると付与できません。

宝具ダメージはアーツ属性・非特攻宝具の中ではトップクラスに高く、強化済みや特効宝具には負けるレベル(宝具回転率で補うタイプ)。

単体5hitするのでNPリチャージ性能が高く、キャストリア×2の支援があれば、『3-2-?』のような変則クエストでも宝具3連射が可能です(礼装フリー、マスター礼装の補助なし)。

スキル

スキル1効果
救済のカリスマ(A)

CT8-6

味方全体の攻撃力アップ(3ターン)

&毎ターンHP回復状態付与(3ターン)

+自身に毎ターンスター獲得状態付与(3ターン)

攻撃力アップは最大20%。高ランクのカリスマ系スキルと同じ倍率です。

毎ターンHP回復は最大1000。味方全体の耐久支援に繋がります。

毎ターンスター獲得は最大15個。クラス補正でアーチャーはスター集中度が高く、この数でもクリティカルが狙えます。

スキル2効果
分割思考「王」(A)

CT9-7

味方全体のアーツカード性能アップ(3ターン)

&バスターカード性能アップ(3ターン)

&被クリティカル発生耐性アップ(3ターン)

+自身のNP増加

アーツ&バスターカード性能アップは最大20%。味方全体のため、3ターン持続としては、やや低い倍率です。スキル1とは乗算関係のため、併用すれば、数値以上にダメージは伸びます。

被クリティカル発生耐性アップは最大20%。確実に防げる倍率ではないが、クリティカル発生率アップのバフやクリティカル発生率を高く設定されていない限りは、ほとんど発生しません

NP増加は最大30%。初期NP50%付与礼装+第2アペンドスキルレベルマックスなら、即宝具が撃てます。

スキル3(第1・第2段再臨時)効果
叡智への接触 (EX)

CT7-5

自身を第3段階の姿に変貌させる<宝具が変化>

&NP増加

&宝具威力アップ(3ターン)

スキル3(第3段再臨時)効果
叡智への接触 (EX)

CT7-5

自身を第1段階の姿(第1・2段階から変貌していた場合は元の姿)に変貌させる<宝具が変化>

&NP獲得量アップ(3ターン)

&クリティカル威力アップ(3ターン)

&スター集中度アップ(3ターン)

+スター獲得

再臨段階によって効果が変わります。変化は確定で、防ぐ方法はないです

再使用は可能ですが、『第1・2再臨』⇔『第3再臨』と行き来します。

~第1・第2段再臨時~

NP増加は最大50%。スキル2と合わせれば最大80%と高く、第2アペンドスキルレベルマックスなら礼装フリーで宝具を撃てます。

宝具威力アップは最大30%。3ターン持続としては、優秀な倍率です。

~第3再臨時~

NP獲得量アップは最大50%。高ランクの黄金律系スキルと同じ倍率です。ただ元々のNP回収力が低いため、過信はできません。

クリティカル威力アップは最大50%。3ターン持続としては、優秀な倍率です。

スター集中度アップは、同クラスからスターを奪える倍率です。

即時スター獲得は最大20個。スター集中度アップと同時に発動するので、クリティカルが狙いやすいです。

運用方法

周回

第1・2再臨時からスタートすれば、NP80%チャージで宝具撃ちやすいです

宝具のNPリチャージが高く、キャストリア×2の支援が入れば、マスター礼装・概念礼装の支援なしで宝具連射システムが組めます。攻撃有利のセイバーに対しては、『3-2-?』と道中が2体でも可能です。

マスター礼装・概念礼装の支援があれば、さらに余裕が生まれます。

宝具を1騎ずつ撃つ編成では、『初期NP50%付与礼装+第2アペンドスキルレベルマックスで単体攻撃宝具』or『概念礼装の補助なしで全体攻撃宝具』が撃てます。また『二重の火力支援ができる』のも長所です。

宝具変化により、敵の編成が『1-3-?、3-1-?』でも『単体攻撃宝具→全体攻撃宝具』『全体攻撃宝具→単体攻撃宝具』と2WAVE担当可能です。単騎で2WAVE担当できる分、サポーターを増やせます。

ただ特攻宝具ほどの瞬間火力は出ないので、宝具ダメージ計算時には注意しましょう(とくに第3再臨スタートの場合は、スキル3『宝具威力アップ』が発動しないので要注意)。

クリティカル殴り周回では、火力・スター供給支援が可能です。第3再臨スタートなら『クリティカル威力アップ』もあるので、クリティカルダメージは出ます。

高難易度

編成の自由度が高いアタッカー。

セイバーなど、攻撃有利を取れるクエストに適正があります。

~第1・2再臨時(第3再臨スタート)~

『スキルでスター生産→スター集中度アップで回収→クリティカル威力アップで殴る』を単独でこなします

宝具発動時に防御無視を付与するので、防御力アップが付与されていてもダメージが通ります。

クリティカルは狙いやすいが、『NPリチャージできないバスター宝具』『NP獲得量アップが入っても、通常攻撃のNP回収力が伸びない』ため、宝具回転率が高いとは言えません

編成では、火力・NP・スター供給支援ができる『光のコヤンスカヤオベロン』と組んで『高火力宝具で短期決戦』が望ましいです。

長期戦なら継続的なHP回復・耐久・NP・スター供給支援ができる『マーリン』。火力・耐久・NP支援ができる『諸葛孔明』が候補に入ります。

NP支援なしでの宝具連射に難があるため、NP支援ができるサポーターを随時投入できる『ミス・クレーン水着クロヱ』も候補に入ります。

強力なスター供給・クリティカル威力アップの支援ができる『卑弥呼』も悪くないです。

低レアサーヴァントなら、耐久支援ができる『マシュ』。クリティカル関連を支援できる『アンデルセン』。火力・NP支援ができる『シェイクスピア』がおすすめです。

概念礼装は、宝具ダメージを伸ばす『宝具威力アップ』。クリティカルダメージを伸ばす『クリティカル威力アップ』が候補に入ります。

~第3再臨時(第1・2再臨スタート)~

NPリチャージ性能が高い宝具で、宝具連射を狙えます

宝具発動時に必中を付与するので、回避持ちでもダメージが通りやすいです。

クラス補正でクリティカルは狙いやすいが、『通常攻撃のNP回収力が低い』ため、宝具以外でのNP回収は期待できません。また(味方全体が対象のため)火力バフの倍率が低く、通常攻撃でダメージを稼ぐのも苦手です。

そのため宝具連射できている間に倒さないと、『宝具が撃てない=NP回収できない・ダメージも出ない』と一気に苦しくなります。

編成では、耐久支援と宝具連射が途切れないようにするアーツサポーター『キャストリア、玉藻の前、レディ・アヴァロン』と組みたいです。

高倍率の宝具威力アップがあるので、『宝具威力アップブースト(宝具威力アップ2倍)』を持つ『オベロン』も相性が良いです(トドメの一撃を入れる時に)。

低レアサーヴァントなら、アーツサポーターとして動ける『徐福、パラケルスス』がおすすめです。

概念礼装は、宝具ダメージを伸ばす『宝具威力アップ』。宝具連射力を強化する『NP獲得量アップ』。両方を強化できる『アーツカード性能アップ』が候補に入ります。

どの形態にも言えることですが、スキル3『宝具変化』とどう向き合うかが重要です。『スキル3の効果中=3ターンで決着』なら問題はないが、長期戦になる場合は、『第3再臨形態でスキル3を再使用する=アーツアタッカーがアーツサポーターの支援を受けて宝具連射する編成だと、バスターアタッカーという異物が組み込まれる』。スキル3をもう一度使うまでは、パーティ運用に支障が出ます(極端な言い方をすれば弱体期間)。かといってスキル3を封印すれば、攻撃性能が下がります。

対策としては、マスター礼装『チャージタイム短縮』でスキルの再使用を早める。『マーリン&キャストリア』など、アーツ・バスターサポーターの両方を編成するなど。

他の難点としては、耐久スキルが『被クリティカル発生耐性、毎ターン回復』なので、宝具・チャージ攻撃を受けるには耐久支援が必要なこと

またスキルのチャージタイムが長いため、強化解除を受けると何もできない状態が続きます。

~番外編~

『光のコヤンスカヤ』やマスター礼装などのチャージタイム短縮の支援を受ければ、短い間隔でスキル3の再使用が狙えます。

クリティカルアタッカーである第1・2再臨時(第3再臨スタート)は宝具威力アップでダメージ強化

システムアタッカーである第3再臨時(第1・2再臨スタート)はNP獲得量アップで宝具回転率強化

ただし、第1・2再臨時(第3再臨スタート)は『光のコヤンスカヤ』のNP支援スキルを使い切るので宝具連射が狙えない。

第3再臨時(第1・2再臨スタート)はバスターサポーター『光のコヤンスカヤ』だと宝具ダメージが伸びません。

まとめ

NP80%は正義で全体的に優秀だが、飛び抜けているわけではないサーヴァント。

・非特攻宝具のため、宝具・スキルレベルがダメージに直結しており、宝具レベルが低いとイベントの最後に解放される90++は厳しめです(宝具レベル5でも、通用するかどうかは運営の匙加減)。

FGOにおけるプトレマイオス

プトレマイオスは、サーヴァントたるべき全盛期をふたつ持っています。

ひとつは、イスカンダルとともに世界を征服した時代。

ひとつは、ファラオとしてエジプトを統治した時代。

前者で現れた場合のプトレマイオスは清々しい好漢。マスターにとっては付き合いやすく、信頼のおける戦士。

後者で現れた場合のプトレマイオスは、ひとつの王朝をつくりあげた威厳ある王。マスターのみならず、周囲を緊張させがちだが、極めて頼もしいパートナー。

大きく外見の異なるふたりだが、その態度の芯は変わらない。

それもそのはず、プトレマイオスの内側には、若き自分も老いた自分も同様に構築されています。アトラス院の分割思考と、似て非なる能力です。

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