『アビゲイル』FGOネタバレ性能解説
目次
基本情報
強い点
ダメージ前に強化解除が入る宝具を持ち、味方全体に火力・NP支援ができるフォーリナーです。
バスター属性の単体攻撃宝具は、ダメージ前に強化解除が入るので防御バフの影響を受けません(白枠バフ除く)。クラススキルに『狂化(バスターカード性能アップ)』、スキルに『味方全体宝具威力アップ、敵全体防御力ダウン』があるため、攻撃有利を取れる『バーサーカー・プリテンダー・フォーリナー』に高いダメージが出ます。
NP最大30%チャージ&味方全体に毎ターンNP獲得状態付与(10%×3ターン)で宝具が撃ちやすく、味方にもNP支援が可能です。
スキルに確定のチャージ減少を持ち、敵全体恐怖(確率スタン)付与、敵単体攻撃力ダウンによる妨害ができます。
弱い点
通常攻撃を強化するスキルが防御力ダウンのみで、ダメージを稼ぐのが苦手です。またバスター宝具・アーツ3枚構成のため、バスターサポーターの支援を上手く受けれません。
スキルの大半がデバフのため、チャージ減少以外は弱体耐性・弱体無効の影響を受けます。
全てのスキルがチャージタイム最短7ターンと長く、スキルの切れ間が長いです。
引くべきか
キャラクターが好きな人は、引いたら使い道があります。
変則周回では、要求火力に届くなら高倍率の宝具威力アップで火力支援、毎ターンNP獲得状態によるNP支援ができます。
高難易度でも、対バーサーカー・プリテンダー戦のアタッカーとして、2種類のNPチャージスキル+アーツ3枚構成でそこそこ宝具が撃ちやすいです。アーツの枚数が多いことからアーツ耐久パーティの適正もあり、妨害スキルを駆使することで長期戦に対応できます。
しかし、周回・高難易度どちらにせよ、活躍できるクエストが限定的です。
3ターン周回では攻撃を受ける心配がないため、バーサーカーの相手は他のクラスでもできます。フォーリナー・プリテンダーは現状数が少ないため、遭遇する機会は稀です。
高難易度でも、どちらかと言えば耐久寄りの性能で、短期決戦には向いていません。またデバッファーのため弱体耐性・弱体無効の影響を受けやすく、宝具の強化解除で解除できない白枠バフが増えたのも逆風です。
バーサーカーが出てくる変則クエストや高難易度で、最適解になれるかもしれないフォーリナーが欲しいマスターは、引く価値があります。
サーヴァントが揃い、対バーサーカー戦で苦戦していないマスターは、スルーして構いません。
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ステータス
クラスはフォーリナー。
カード構成は、アーツ3枚、バスター1枚、クイック1枚。
カード性能は、全体的にhit数が多いため、スター発生率アップの効果を受けやすいです。3枚あるアーツはNP回収力が低く、クイックとEXアタックも期待できません。そのためNP回収は、アーツチェインやアーツクリティカルで行うタイプです。
ステータスはレベル90時に、HP13700、ATK12100。
ATK偏重型で、星5フォーリナーの中ではATKが高く、HPは低いです。
クラススキル | 効果 |
領域外の生命(EX) | 自身に毎ターンスター2個獲得状態を付与
自身の弱体耐性をアップ(約12%) |
狂気(B) | 自身のバスターカードの性能をアップ(約8%) |
神性(B) | 自身に与ダメージプラス状態を付与(+175) |
領域外の生命による毎ターンスター2個獲得は、他にスター生産能力がないため、ないよりはマシと考えましょう。弱体耐性はデバフを弾ければラッキー程度です。
狂気により、バスターカードのダメージにプラス補正が入っています。
固有の第3アペンドスキルは、対バーサーカー攻撃適正。攻撃有利なので解放価値はありますが、第2アペンドスキルの優先度が高いです。
属性は、サーヴァント、地属性、混沌属性、悪属性、人型、女性、神性、領域外の生命、特別な星の力、人類の脅威、子供のサーヴァント、ヒト科のサーヴァント。
宝具
光殻湛えし虚樹(クリフォー・ライゾォム) |
バスター属性 単体攻撃宝具 |
敵単体の強化状態を解除
&敵単体に超強力な攻撃 &敵単体のクリティカル発生率をダウン(1ターン)<オーバーチャージで効果アップ> |
敵全体強化解除はダメージ前なので、『回避・無敵・防御力アップなど』が付与されていても、確実にダメージを与えます。
クリティカル発生率ダウンはオーバーチャージ依存で、30~70%。持続1ターンと短いですが、オーバーチャージ1の段階から倍率が高いです。
クリティカル発生率アップのバフやクリティカル発生率が高く設定されていない限りは、基本的にクリティカルを封印できます。オーバーチャージ段階による上がり幅は10%刻みと高いですが、オーバーチャージ1でも機能するため、宝具チェインで後ろに置く恩恵は薄いです。
未強化+非特攻宝具ながら、3種類の乗算される火力バフにより、攻撃有利が相手なら高いダメージが出ます。
スキル
スキル1『強化後』 | 効果 |
深淵にて光となれり(A)
CT9-7 |
味方全体に毎ターンNP獲得状態を付与(3ターン)
&宝具威力アップ(3ターン) +自身のNP増加 |
毎ターンNP獲得状態は10%×3ターン固定です。3ターン周回の場合、2ターン目に10%、3ターン目に20%のNP支援ができます。
宝具威力アップは最大30%。3ターン持続としてはトップクラスの倍率です(オベロンのスキル1と同じ)。
NP増加は最大30%。第2アペンドスキルレベルマックス+初期NP50%付与礼装で、1ポチで宝具が撃てます。毎ターンNP獲得状態により、第2アペンドスキルの解放だけでも、2ターン目に宝具が撃てます。
スキル2 | 効果 |
正気喪失(B)
CT9-7 |
敵全体に恐怖状態を付与(3ターン)
&防御力をダウン(3ターン) |
恐怖について
付与率は100%ですが、弱体耐性、弱体無効の影響を受けます。
スタン状態に置き換わる確率は最大50%です。置き換わる時に弱体耐性は無視しますが、弱体耐性ダウンのサポートも受け付けません。
恐怖の残りターンに関係なく、スタンの置き換えが1度でも発生すると、成否を問わず恐怖状態は終了します。
タイミングは完全にランダムなので、狙ったタイミングでスタンを発動させるのは不可能です。
・スタンが失敗する原因
①敵が弱体無効を持っている
②すでにスタン状態(スタンは重複しない)
③スタンの置き換えが発生せず、そのまま恐怖が終了
④恐怖を重複させた時に、同時にスタンの置き換えが発動して、②と同じ理由で片方が不発
防御力ダウンは最大20%。味方全体の火力支援に繋がります。基本確定で攻撃有利を取れるバーサーカーは対魔力持ちが少ないため、付与しやすいです。
スキル3 | 効果 |
魔女裁判(A+)
CT9-7 |
敵単体のチャージを1減少
&攻撃力をダウン(3ターン) |
チャージ減少は弱体耐性・弱体無効によらず確定で入ります。
攻撃力ダウンは最大20%。味方全体の耐久支援に繋がります。
運用方法
周回
NP30チャージを持ち、イベントでよく配布される初期NP50%付与礼装+第2アペンドスキルレベルマックスで宝具が撃てます。
味方全体に毎ターンNP獲得状態を付与により、第2アペンドスキル解放だけでも、2ターン目に宝具が撃てます。味方がNP30%チャージを持っている場合も同様です。
味方のNPチャージが最大20%でも、第2アペンドスキル次第で、2~3ターン目に宝具を撃てます¹。
¹……初期NP50%付与礼装+NP20%チャージ+第2アペンド10~20%+毎ターンNP獲得状態10~20%。
高倍率の宝具威力アップによる火力支援も可能で、要求火力に届くなら、変則周回の単体WAVE要因として理想的な動きができます。
ただし、未強化宝具+非特攻攻撃のため、要求火力に届くかは敵のHPと味方の火力支援次第です。
クリティカル殴り編成では、クリティカル関連スキルを持たず、フォーリナーはスター集中度が高いため邪魔になります。
高難易度
強化解除宝具で敵のバフを解除しながら、デバフで妨害するアタッカーです。
バーサーカー・プリテンダーなど、攻撃有利を取れるクエストに適正があります。
2種類のNPチャージスキルとアーツ3枚構成で、強化解除宝具をそれなりの頻度で撃てます。スキル構成もチャージ減少&恐怖による行動妨害、攻撃力&防御力ダウンによる弱体化など、敵に対する嫌がらせ能力が高いです。
そのためどちらかといえば耐久寄りの性能で、耐久支援が得意なサポーターと組めば、長期戦で盤石な戦い方ができます。
しかし、各スキルのチャージタイムが長く、バスター宝具でアーツ3枚と支援しづらいカード構成です。
各スキルがチャージタイム最短7ターンと長く、スキルレベル育成が中途半端だと、スキルを使えないターンが長くなります。そのためチャータイム減少の支援をなるべく受けたいです。
バスター宝具ながら、アーツチェインでNP回収するのが基本的な動きのため、アーツ1枚構成のバスターサポーター『光のコヤンスカヤ、オベロン』と噛み合いません。火力・NP支援による宝具連射でクリアできるなら、その辺りは無視できますが、そこで仕留めきれないと全員が確実に機能する耐久スキルを持たないため危険です。
その一方で、耐久支援ができるアーツ3枚構成の『マーリン、諸葛孔明』を始め、アーツサポーター『キャストリア、玉藻の前、レディ・アヴァロン』とは相性が良いです。アーツチェインを組みやすいだけでなく、NP回収力が低いアーツ3枚を強化できるため、宝具回転率が上がります。『アビゲイル』側も毎ターンNP獲得状態により、サポーターのカードを切らずとも、宝具が撃てるように支援できます。ただし、マーリン以外は宝具ダメージを大きく強化できないため、耐久パーティとしての安定度は高いですが、ターン数はかかりがちです。
ギミックも苦手なモノが多く、弱体耐性・弱体無効があると、スキルの半分が機能しません。また解除不可能な白枠バフが中心だと、宝具の有効性が薄れます。
編成は、上記サポーター以外だと、スター発生率アップの支援ができる『ギルガメッシュ(術)』。強力な火力支援が受けられる『蘆屋道満、ゴッホ』がおすすめです。
低レアサーヴァントなら、クリティカル関連の支援ができる『アンデルセン』。アーツ強化+スター供給ができる『徐福』。耐久支援ができる『マシュ』。バスターカード性能アップを付与できる『シェイクスピア』が候補に入ります。
概念礼装は、心もとない宝具ダメージを伸ばす『宝具威力アップ』。宝具回転率を上げる『毎ターンNP獲得状態』。アーツクリティカルを狙う『毎ターンスター獲得、クリティカル威力アップ』がおすすめです。
敵として出てきた場合
敵として出てくるサーヴァントの中で、トップクラスに厄介な相手です。
攻撃有利を取り辛いフォーリナークラスで、味方全体チャージゲージ増加スキル、恐怖付与、防ぐことが難しい強化解除宝具を持っています。
強化解除耐性を用意できない場合は、スタンやチャージ減少で時間を稼ぎながら戦いましょう。ただし、クラススキルに弱体耐性があるため、デバフの命中率が安定しません。
まとめ
・アーツ耐久パーティ適正は高いですが、バスター宝具なサーヴァントです。編成は『アビゲイル+マーリン+アーツサポーター』が理想ですが、編成難易度が高く、ターン数もかかります。
・NPチャージと味方全体NP獲得状態により、変則周回で起用できる可能性を秘めていますが、『①相手は攻撃有利を取れるクラス②HPが若干低めな第1~2WAVE担当』でないと辛い場合が多いです。
FGOにおけるアビゲイル
17世紀末。清教徒の開拓村セイレムで起きた「魔女裁判事件」。最初に悪魔憑きの兆候を示した金髪・碧眼の12歳の少女。
悪魔憑きの異常な症状は他の少女たちにも伝播し、およそ一年に渡って多くの村人が告発されました。その結果200名もの逮捕者、うち19名もの絞首刑、2名の獄死、1名の拷問死という惨劇を招きます。
少女たちの真意やその引き金となった要因など、いまだに多くの謎が残されています。
神を敬い、感謝の祈りを欠かさぬ無垢の少女。多感で疑う事を知らない年頃の娘です。
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